好奇心と向上心

「毎日毎日練習し、できないことができるようになるのが成長だ」
「そりゃ無理だから、投手一本にすべき」「成功するハズないよ」
「長く野球を続けるなら、打者に的を絞るのが良い」などなど・・・
プロ野球で一世を風靡した解説者達の・・・日ハム・・大谷翔平選手の二刀流への批判です。
私の記憶では・・・「二刀流で新時代を切り開け」「彼なら立派に通用する」
などと、評価したOBはひとりもいません。
つまり・・・「自分のできないことは人もできない」と彼らは決めつけているのです。
そんな解説者ばかりが、テレビで解説するものですから、視聴率が落ちて・・
「野球中継」が番組から消えるのではないかと思うのですが。
でも、今年の日本シリーズは面白かったですねぇ。
とは申せ・・・TV中継を最後まで観戦していた訳ではありませんが。
(それにしても、各局とも頑張って試合終了まで中継しましたね)
(スポンサーとのやりくり・・・局のみならず・・広告代理店も大変だったでしょう)
最後まで観戦せずに途中で放棄して・・こんなことを申すのは気が引けるのですが・・
緊迫したゲームです。ベンチの采配の妙も、投手と打者の駆け引きも・・
野球通にしてみれば、見応えがあるのでしょうが・・・
私的には・・・如何にもピッチャーがボールを投げないですね。
仄聞するにピッチャーがボールを受け取ってから・・20秒以内に・・投げないと
ボークになるそうですが、30秒以上投げないシーンが山ほどあったのでは・・
展開とは別に・・・イライラして観るのを止めてしまいました。
しかし・・・一流投手は、やはり違っていましたね。
黒田投手などは、テンポよくポンポン投げていました。
勿論、大谷投手も打たれはしましたが、第1戦で緊張しながらもポンポン。
大谷選手に戻します。
「1番・投手」大谷、さすがにびっくり。栗山日ハム監督・・名将になりましたね。
「投打の二つをやることは、誰もやったことがないことを選んだのではない。
やれることをやるうちに結果的にそうなっているのだと思っている」・・
「両方をやることで野球に必要なスキルが増える。
やらなければならないことが多くなる分・・・伸びたり、できるようになることが
増えたりするのは、すごく楽しい。劇的な進歩は求めていません。
毎日毎日練習し、できないことができるようになるのが成長だと思う」(毎日10/31・朝刊)
素晴らしいコメントです。
働き方・・・どう改革するのが良いのか。
政治とメディアが模索していますが・・・二刀流をこのように考え・・
進化させようと日々努力する(野球漬け)大谷翔平は異次元の野球選手なのでしょうか?
私はそうは思いません。「やったことのないことは、やってみたい」・・・
その好奇心と向上心が源泉にあり、それを赦す・・・球団があるからだと思いませんか。
FAを行使せず残留を決めた我らがドラゴンズの大島・平田の両選手・・・
大谷翔平を超えろ。君たちなら、必ずできると信じる。
ただし、「好奇心と向上心があるならば」・・来年こそは優勝だ!Goto
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