自動運転の開発をもっと早くお願いします。
日常生活で交通事故ほど、無意味なモノはない。
自分も相手も車も被害を被り誰も、得しないのですから。
車が生活手段に欠かせない以上、事故防止に努めねばなりません。
こんな事が。長良川に架かる橋の手前、二車線で分離帯がある交差点、
信号待ちをしていましたら、いきなり、右折車がこちらの車線に飛び込んで・・
そうです。分離帯の内側に、逆走です。私は左折しようと思っていましたので、
事なきを得ましたが、後続の車と接触、大騒ぎに。運転者は、どう見ても80歳代・・・
岐阜の街は、以前、幹線道路を市電が走っていましたが、現市長が廃止。
相当な反対運動がありましたが、私鉄です。採算性が合わず、押し切られ。
地方都市です。高度成長期、住宅がドーナツ化現象で郊外に広がりました。
その後、市営バスも廃止。そこに住む人たちの移動手段は・・・
民営のコミュニティバスか、自家用車しかない。
その人たち、総じて高齢化です。件の交通事故。郊外の団地住まいの高齢者。
昨今、高齢者による運転ミスでの交通事故が多発しています。
その影響でしょう。今年、75歳以上の運転免許返納者は8月末で、
16万3千人に上り、すでに昨年1年間の合計を上回っています。
運転免許の自主返納制度は1998年にスタート。
制度が周知されたことで、自治体なども返納者への支援を充実してきました。
因みに、道交法では認知症と診断されますと免許取り消し、停止の対象になります。
しかし、75歳以上の免許保有者数に対する返納率は、都道府県別に差があります。
トップは大阪府、2位が東京都で上位は都市部がほとんどです。
もちろん、代替交通手段があるから、返納者が多いのですが。
栃木県の鹿沼市では返納者した市民にはコミュニティバスと予約制のデマンドバスの
「終身無料乗車券」を渡すなど、返納者を増やし事故防止に努めています(朝日・10/30・朝刊)
岐阜市ではコミュニティバスは一律100円のサービスをしていますが、
返納者を増やす施策は今後です。
車の利便性を生活の一部にしている我々にとって、
高齢だから、免許を返納せよと言われても、なかなか「わかりました」とは・・・
でも交通事故を起こせば誰も得しない。悲惨です。
解決方法はないのか。あります。一つだけあります。
自家用車が必要な時、必要な場所に、安全に運んでくれる・・
自動運転になってくれれば、高齢者の事故は起こらない。
ただ、問題があります。必要とする高齢者に開発が間に合わない・・・みんな死んじゃう。
という問題です。そこまで解決策が見えているのに、残念です。
当面は、安全運転に心掛けるしかなさそうです。Goto
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