昭和歌謡

古いモノを求めれば、新しいモノに辿りつくのですねぇ。
地球温暖化のせいなんでしょうか。昨今はなかなか冬にならない。
12月の中旬でもまだ、晩秋の気配が漂うのですが、
今年は、どうしたことか冬将軍の到来が早いようですねぇ。
寒いのが苦手な私としては・・・「あなた変わりはないですか・・
(セーターを)寒さこらえて編んでます」・・・都はるみの「北の宿」・・・
随分古い歌謡曲の歌詞が・・・思わず口をついてでます。
養老孟司先生の弁を借りれば、動物には絶対音感がある。
赤ちゃんがそうだから、全ての人間にも。音痴な人っていないそうなのですが。
私はそれを信じない。なぜなら、私には絶対音感など鼻っから存在しない。
そう思わざるを得ない音痴だからです。
音楽は好きになれないですが、でも青春時代に聴いた歌謡曲は耳に残っています。
東京は浅草の話です。「昭和歌謡」が脚光を浴びているようで、
「古き良き昭和歌謡のリバイバル」をコンセプトにした演芸場が
大人気だそうで連日定員80席が満席だとか。
そりゃ、高齢社会。リタイアした暇な年寄りが、懐古趣味で、
昭和メロディーを聴きに来るんではないかと、想像したのですが。
NHKが火曜に放送する歌番組も若い人の視聴率が高いんですって。
それと、呼応するのでしょうか。
その浅草演芸場、昭和歌謡を始めた当時は、60から70代が中心だったのが、
このところ、急速に20から30代の世代が増えたと。
その背景を毎日新聞夕刊・特集ワイドのコーナーは、若い人は昭和歌謡を
「新譜」として聴いているようだと。
それと、これも東京の話ですが、カラオケボックス、昭和歌謡が好きな若者が多いと。
なぜ、昭和歌謡が。若者たちは、圧倒的な歌詞力。失恋や恋人の死など
人生に寄り添うものが多い。親と価値観を共有できるのが良いと。
こんな時代が来るとは思わなかった。音痴なんで歌はさっぱりなんて言わず・・・
あの頃にたくさん歌って憶えておけば、若者たちに昭和歌謡の魅力を伝えられたかも。
古いものを知れば、そこから新しいものを見つけるのですねぇ。
温故知新ってこのことでしょうか。
そう言えば、我が社のハッピーメディア、地域みっちゃく生活情報誌、
誌面の写真をスマホでかざすと、ネットと繋がり音と映像が飛び出します。
情報誌の情報量が一気に増えたと好評です。
紙のメディアが古いなんて、誰ですか。温故知新ですよ。Goto

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