飛騨から迎春の準備をと・・・・
それぞれの地域には、お正月を迎える独特の準備があります。
古いものを安易に捨て去る時代ですが、合理性がないなどと、
古来の文化を無視することはやめて欲しいと思います。
飛騨の山里では、正月を迎える準備の一つに「花もち」を飾る風習があります。
飛騨地方は寒冷地、正月にいける生花がありません。冬は長く辛い季節です。
苦肉の策から生まれたのでしょうか、花の代わりに幅1センチほどの
餅を枯れ木の枝に巻き付けて飾る・・それが「花もち」です。
その「花もち」の競り市が・・・今年も開かれました。
年末の風物詩です。市場には大小色とりどりの・・
「花もち」980株が競りに掛けられました。
例年のこととは申せ・・恐縮致しておりますが・・・・
今年も、その花もち市場で競り落とされた、立派な一品(写真参照)を
恵贈賜わりました。誠にありがとうございます。
「花もち」には華やかな赤餅を巻きつける株と、白餅を巻きつける株、
それに紅白を彩り良く配置した株の三種類があります。
私は、白餅だけが巻いてある凛とした「花もち」が好きです。
今日、その頂いた「花もち」を我が社の受付に飾り・・・
来たるべき2018年の覚悟を示したい。Goto
12/15毎日新聞
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