新年雑感

今年も色んなことが起こりそうですが、日本人固有、日本国独自・・・が問われそうです。
「礼に始まり礼に終わる」相撲道の真髄だと。
年始早々、貴乃花親方は非礼だと、評議委員会が満場一致で理事解任。
でも、委員の出雲大社の宮司さんと、NHK元会長は欠席。
この後の展開が不透明な状況にも拘らず・・・。そもそも、お座なり評議委員会・・・
事件の被害者が「礼」を欠いたとの説明で解任する・・果たして通用するか・・
この決定は将来に禍根を残すのではないか。欠席したお二人の判断も聞いてみたいもの。
どこの企業とは申しませんが。人手不足、人材採用が難しいと言われるご時世・・
決算発表で純利益が前年同期比マイナス。その理由が「採用し過ぎて減益」だと。
人件費の上昇、アルバイト含め多めの採用、募集コストのかけ過ぎが・・
生産性の悪化につながったという。
他人事だとは思えないが、採用された側から見れば・・・
減益の責任はオレ達?と言われているようで、
それで、モチベーションが維持できるのか?経営判断ミスと言われても仕方ない。
人材を確保して有効に活用できないとはもったいない話です。
政治家がゴルフをするのに懐疑的な新聞各紙。
トランプ大統領訪日の際、いきなり安倍首相とゴルフに講じたと、
ゴルフを目の敵にしていたが・・・昨今は編集局もゴルフを楽しむ記者も増えたのか。
毎日新聞は「安倍首相正月三が日ゴルフ恒例行事」かと皮肉りながら、
昨年ゴルフには大きな御利益があった・・・日米関係は大統領とのゴルフ抜きでは語れない。
安倍首相のゴルフスタイルは常にピンを狙う。「刻む」という言葉は辞書にないそうだ。
それに「素振りなしのショット」だからプレーのスピードが速い。
難ホールで珍しく安全策、「シンゾウ、刻むのがうまいじゃないか」と
大統領に皮肉られたことも。改憲議論、プレーのスピードを余り早くしないで、
「刻む」ことも必要ではと釘をさすあたり、さすが毎日新聞。
ゴルフの醍醐味が分かる記者しか書けない面白い記事。
そんな記者が、なぜ、ゴルフを目の敵にしたような記事を書くのか。
そもそも、新聞記事とはポピュリズムだとの証明かな。
そうそう、安倍さんも安倍さんだ。
10日、ミスユニバース日本代表の表敬訪問を受け・・・
ゴルフ談義になったのでしょうか。今までゴルフスコアは「国家機密」だと、
一切公表しなかったのだが、まさかハニートラップでもなかろうが、
ベストスコアは79だと明かしたとか。70台は簡単ではないからねぇ。
雑感です。もう一つ。
米国、人気司会者の女性。オプラ・ウィンフリー氏。ゴールデングローブ賞授賞式で、
セクハラ問題の克服を訴えた演説が大きな共感を呼び、大統領待望論に火がついた。
ヒラリーが打ち破れなかったガラスの天井を彼女が・・・アメリカって面白い国だ。
セクハラ問題を告発した女性をたたえ「夜明けは近い」と叫んだが・・・
一方、フランスの女優カトリーヌ・ドヌーブさん・・・ハリウッドに端を発した
性被害やセクハラの告発について・・仏紙ルモンドで、「口説く自由ある」との意を唱えた。
「性暴力犯罪だ」とした上で「しつこく、不器用でも口説くのは罪ではない」
「会食中に膝に触れる、キスをもとめる、性的な話をするといった行為だけで、
男性が罰せられ、職を失っている」と強調、女性を常に犠牲者として、
守ろうとするのは、女性のためにはならないと批判。告発の動きに同調しない
女性は「裏切り者とみなされている」と指摘している。
カトリーヌ・ドヌーブ・・・そう聞いただけでも心踊る往年のファンとしは、
彼女の発言に耳を傾けながら、セクハラ問題だけではない。
仏国(欧州)と米国の本質的な違いを感じざるを得ないのは私だけか?Goto

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