新聞は社会を動かす・・・

ニュースはネットで読む時代になったのですが・・・・
昨年、17年度の調査で初めてニュースをインターネットで読む人の割合が
71.4%となり、68.5%だった新聞の朝刊を初めて上回ったことが、
公益財団法人「新聞通信調査会」が実施した全国調査で分かった。
この団体の調査・・・17年度からそうなったのか・・・
その信憑性が正しいのかどうかは、定かではないが・・・
早晩、そうなるだろうと思っていた「新聞命」(しんぶんいのち)の私としては・・・
そうなって欲しくないとの思いでいましたので、現実を突きつけられ無性に腹立たしい。
米国トランプ政権発足一年・・・17年フェイクニュース大賞なるものが、
発表されたが・・・既存メディアをあれほどにコケにする権力者も
異常ですが、そのせいで、既存メディアの影響力が低下したのは間違いないようです。
その点、日本のメディアは、フェイクニュースなど、もってのほか、
新聞記事、NHKニュース、民放の報道番組などの信頼度は高い。
それなのに、ネットでニュースを読む人よりも、
朝刊でニュースを読む人が減少するのは残念です。
考えてみれば、ネットのニュース、大半が新聞からの引用。
新聞記事がネットに移行するってことは、新聞が読まれていることになります。
でも、昨今、気になるのはネットニュースはニュースとニュース間に、
ニュースもどきのニュースが散見されることです。
それがフェイクだとは申しませんが。
週刊誌のためネタだとか、誰が書いたか定かでない記事が
したり顔で掲載されているのが、如何にも胡散臭いです。
新聞記事とネット記事の違いはほとんどありませんが、
新聞には、ネットにないニュースの分析や解説が掲載されています。
ニュースを新聞よりもネットで読む人が増えたことで、
ニュースを読む人が増えたのなら、それはネットの効用です。評価しなければなりません。
新聞は、そのことによって、価値が低下したと考える必要はないと思います。
私の持論です。この調査は何を意味するのか。新聞の衰退を証明したのか、
それとも、ネットでニュース読む傾向が止まることを知らないと言いたいのか。
ネットでニュースを読む人がいくら増えようが、新聞を読む人がいくら減少しようが、
社会を動かす人は、間違いなく新聞を読んでいる、その事実を、
新聞関係者は忘れないで欲しいと思います。 Goto

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