コンビニの客足・・・

企業の耐用年数は40年が区切りかも知れない?新たな成長モデルを。
田舎暮らしです。早朝ウォーキングを10年以上毎日続けていますと、
この家も空き家か。あれ、いつの間にここが空き地になったのか。
過疎化なんてものではなく、老衰のように家々の灯が消えています。
それにも関わらず、増えているのが、コンビニ。
僅か数百メートル四方に、4つも5つもできました。
これでは競争激化、どの店も大変な環境にあるのではと推察する。
3/21の日経です。コンビニ客の減少が止まらない。
開店から1年以上たつ既存店の来客数が24ヶ月連続でマイナス。
客数の集計を始めた2004年以降で最も長い。
小売の勝ち組、コンビニの成長神話にも陰りが見えたのではと。
ただ、売上高は新規出店で維持しているのだが・・・客足は遠のく。
原因はドラッグ店やネット通販の急伸にあると分析されている。
ドラッグ店、17年の市場規模、前年比5.5%増の6兆8504億円。
ネット通販の伸びは13%増で、6兆7000億円に達した。
因みにコンビニの規模は10兆6975億円、店舗数は5万5395店(昨対1.5%増)
前年比1.8%増で伸び率の鈍化が顕著・・・なのだが・・・
客数の減少がドラッグ店と通販の進捗が原因だとは思えない。
17年のコンビニ倒産件数は50件を超えた。
休廃業、解散との合計では初めて200件を突破(東京商工リサーチ)
少子高齢化、地方の過疎化による飽和状態に達した。
スクラップアンドビルドの経営方針が限界に達した。
特徴である利便性がコンビニだけのものではなくなった。
24時間営業に人材確保、人件費がおぼつかなくなった。
など、幾つも原因はあるのだが、コンビニが誕生して40年。
ビジネスモデルの耐用年数が切れ掛かっているのではないか。
IT化を急ぎつつ、過当競争をやめ・・・次なる利便性を求め
新しい成長モデルに舵を切る時が来ている。
我が社も創業40年、次なる展開に歩を進めねばと思っている。Goto

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