宮城谷昌光さんと塩野七生さんに現代中国を書いてもらいたい。
中国は数千年の歴史のなかで老子、孔子、荘子などの思想家を生み・・
ここは中国歴史小説の大家、宮城谷昌光先生の領域かな・・・
製紙法や火薬、印刷術、羅針盤を発明、万里の長城や故宮、ポタラ宮を建設した。
・・ここは塩野七生さんかな・・・56の多民族国家を形成。
近代以降、人民は手を携え侵略者を打ち破ってきた。
中国人民は(アヘン戦争から)170年の奮闘の結果、数千年・・・
歴史のどの時期よりも「中華民族の偉大な復興」に近づき、
実現に向け自信と能力を持っている。
歴史が証明するように、社会主義だけが中国を救うことができ
「中国の特色ある社会主義思想」を堅持、発展することだけが
中華民族の偉大な復興を実現できる。
中国はマルクス・レーニン主義と毛沢東思想、鄧小平理論、
「3つの代表」重要思想、科学的発展観を指導思想として堅持する。
と、高らかに宣言したのは、中国全国人民代表大会閉幕の折・・・
2期目、盤石体制を固めた習近平主席の演説、冒頭の部分です。自信のほどが伺える。
演説は更に・・・今世紀の中頃までに豊で強く、民主的で、文明的で調和のとれた
「社会主義現代化強国の建設」を造りあげる。
改革を深化し、対外開放を進め、質の高い経済発展を図り、
社会主義法治国家を建設する・・・・・
経済をベースに、人類史上かつてない、新しい社会主義国家を建設すると力強い。
日本のメディア論調は、習体制の一強独裁に疑念を抱いているが、
私はそうは思わない。中国共産党は結党から70年です。
5000年の歴史を鑑みれば、僅か70年です。
70年で、あの巨大な国を1つにまとめ、強化するには、
過去のあらゆる思想や主義を混濁させ前進するしかない。
我々が知る限りの歴史上のどの国家とも異なる国家を造ろうとしている。
そのことを前提に、中国と付き合う必要があるのではないか。
願わくは、宮城谷昌光さんに、現代中国を占って欲しい。
塩野七生さんに、ギリシャローマ時代との対比で、
中華思想を書き込んでもらいたいと思う。Goto
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