新聞の一面コラムに学ぶ。
読売新聞の編集手帳、いつも心に響くコラムに学んでます。
新聞の顔は一面、昨日の一番大きなニュースが踊ります。
一面に掲載されるコラムを私は新聞の息遣いだと思っています。
朝日新聞の天声人語。我が社では、もう何年になるでしょうか。8年かな。
毎朝、全社員が書写しています。時々サボる人もいるようで、チェックが入りますが。
広告は間口の広い仕事です。世間の動きを知ることはとても重要です。
特に、お客様との間で共通の話題がないと仕事が円滑に進みません。
同時に、社会の出来事に自分なりの意見や考え方を持つことが大切です。
そのためには、旬な話題を独自の視点で表現する天声人語を読み込むのは参考になります。
朝日の天声人語じゃ、少し偏ってはいませんか。
経済の話題を意図的に取り上げる日経の春秋の方が良いのでは、
あるいは、懐古調ですが「人間味溢れる」読売の編集手帳が良いのでは……
そんな意見もありますが、
私は、左傾化していると批判する向きもありますが、権力を監視する姿勢を貫き、
常に弱者の側に立って……時には勢い余って、こける内容もありますが……
論陣を張ろうとする天声人語が良いと思っています。
(なぜかは不明ですが、大学入試に出題の多いのが天声人語です)
文章を構成するのは、言葉です。言葉が連なって文章は意味を為します。
私が「新聞を読もう」とブログで提唱しているのは、言葉から文章を読み取り、
その意味を知り、背景に思いを馳せることにあります。
内容がなかなか理解できない新聞記事もあります。そんなとき、ふと思うのです。
言葉の意味が一つだけではないので、伝わらないのではないかと。
学んだ編集手帳。チームプレーを向上させるには「一語一義」であるべきではないか。
サッカー、Jリーグ開設にあたり、協会強化担当部長は、用語の統一から
スタートさせたと。用語とは言葉のことです。
ゴール前にけり込むセンタリングは「クロス」に。体を寄せることは「アプローチ」
当たれという指示は「チャレンジ」、一つの言葉に一つの意味だけ持たせたそうです。
それを徹底して選手の目的意識をはっきりさせたことでチームが強くなり、
観戦する人たちもサッカーというスポーツがよく理解でき、Jリーグ成功に
繋がったと。なるほど。言葉は明瞭だが意味が不明の場合がよくあります。
それではチーム(組織)が強くなりませんね。
読売新聞の編集手帳で「一語一義」の大切さを学びました。Goto
コメント