橋下徹待望論

そろそろ新しい日本も強力なリーダー出現を期待します。
野党が批判のために批判はするが(それも遠地で上がる花火のよう)国民には響かない。
もちろん、令和の時代がどんな時代になるべきかの時代考も示せない。
安倍一強、官邸主導の体制が壊れる気配はないが……
国民はこの状態で良いと言っているのです。これで良いのでしょうが……
私はそうは思わない。元大阪知事、市長の橋下徹さんが上梓した「実行力」を読んだ
実に面白い、いや、なるほど、行政組織を動かすに何が必要か。大いに勉強になった。
「今、大阪がなぜ元気か」府市の職員が変わったからだと、その理由もわかった。
野党に橋下さんに謙虚に学べとは、申さないが、少なくとも、
彼の思考方法や政治手法、そして、政治に対する姿勢は知る価値があるのではと思う。
しかし、残念ながらと申して置くが、野党党首の顔ぶれを見て、そんな謙虚さはない。
こりゃ自民党がどんなドジを踏んでもダメだとしか申し上げられない。
であれば、期待するのは、ジャーナリストです。
ジャーナリストといえば、人気は池上彰さんですね。
彼の解説は実に明快、彼ほど博学なジャーナリストはいないのでは……
でも、私は彼がジャーナリストと名乗るに若干の抵抗があります。
ジャーナリストとは時事的な事実や問題の報道、評論を社会に伝達する活動を展開する
ジャーナリズムである新聞、通信、雑誌、報道のうち、取材、評論、および編集を
担当する人のこと。その意味では、池上さんは見事なばかりのジャーナリストです。
が、です。2016年、101歳で亡くなった。朝日新聞の記者で戦時中従軍記者として
活躍、終戦の際に自身の戦争責任を感じて朝日を退職、故郷の秋田に戻り、
週刊紙「たいまつ」を発行しながら「戦争絶滅」をライフワークとした
「むのたけじ」さんのような、思想信条を持ち、頑なに生きた反骨の人が
ジャーナリストではないのかと思うと……池上彰さんはメディアの寵児
「綺麗事のジャーナリスト」と表現したくなります。
もちろん、「むのたけじ」さんのジャーナリスト人生は、反戦思想に凝り固まり、
それも異常かも知れないが、個人の判断や思想は明確です。反戦、その一点で、
全てを判断するのも問題ですが、そんな気骨あるジャーナリストが
いなくなったのがとても残念です。
野党でもない、ジャーナリストでもない、もちろん評論家でもない……骨があり実行力がある
そんな人に政治を任せないと、この国は本当に「沈没するのではないか」
私は、橋下徹さんが、次期衆院選に出馬して、この国のリーダーになることを
切望します。橋下徹待望論です。Goto

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