松下政経塾40年。

G20後は政治の季節です。「志」ある若者に奮起を期待す。
梅雨も本格化、例年になく雨量が多い気がします。
豪雨による水害が発生しないことを願います。
今月末には世界各国から首脳が集うG20が大阪で開催されます。
因みにですが。G20って、何をするのか。
基本は経済分野について主要先進国と新興国の首脳が集いフォーラムが行われます。
参加国は、G7の他、アジアからは中国、インド、韓国、インドネシア。南アメリカから
ブラジル、メキシコ。中東からはサウジアラビア、トルコなど。他にも招待国が。
経済分野の貿易。米中の貿易戦争がどう話合われるか、世界の注目です。
投資・開発では中国の一路一帯政策が話題になり、雇用の問題も議論に。
地球温暖化も議題で気候、エネルギーについても。
EUを揺さぶる移民、難民問題やテロについても。
地球で起こっている実に様々な分野が議論されます。
他にも財務相会議、農業大臣、保険大臣、外相会議がなどが、断続的に
日本各地で開催されています。G20がその元締めで、日本で開催されるは初で、
これだけの首脳が集まる規模は史上最大です。
難問ばかりですが、何らかの結論が導き出されることを切に願います。
G20が終了しますと、政治の季節に入ります。
参院選の日程が定まらないのも、国会の会期が決まらないのも、
総選挙が実施されるかどうかも宙に浮いているのも、G20に集中したい官邸の思惑です。
しかし、参院は8月上旬には任期が切れます。真夏に実施されるのは避けられない。
「解散風」はもう止まらない勢いで吹き荒れ、衆参ダブル、国家議員は浮足立っています。
政治家は選挙で落ちればただの人です。必死になるのもわかりますが、
G20の動きにも注視して欲しいものです。
話変わりますが。一世を風靡した、松下政経塾が今年、創設から40年を迎えました。
政経塾はナショナルの創業者故松下幸之助さんが私財70億円を投じ、1979年創設。
「地盤、看板、カバン」がないと政治家になれない。そんなのはおかしい。
「志」があれば、「道は開ける」と開講した私塾です。
民主党政権が瓦解して以降、政経塾の存在が薄れた印象がありますが、
我が故郷の岐阜県では今期改選ではないですが参院議員も、関市長も政経塾の出身です。
有能な人材ばかりです。さすがに幸之助翁だとその「志」に感服しています。
40期、塾生は2人だとか。数の問題ではありませんが、全寮制で、大卒初任給程度の
研修費が支給され、4年間「自らと向き合い、自身のテーマを追究できる場は
他にはない」私も若ければ、ぜひ、政経塾で学び直したいと思うくらいです。
この国は束の間の平穏のような、凪状態が続いている様ですが、水面下は大荒れです。
国際社会も驚くほど激しく動いています。若者たちの政治に対する無関心が怖いです。
「志」ある若者は、G20の動向に目を配り、松下政経塾に興味を持って欲しいと思う。Goto

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