代替エネルギーへの移行を加速させるべきではないか。
ドローンがサウジアラビアの石油精製関連施設を攻撃、甚大な被害がでました。
犯人はいったい誰なのか。中東情勢がキナ臭くなってきました。
トランプ大統領は、犯行を認めたイエメンの親イラン反政府軍が
……当然にイラン政府は否定していますが…バックにいるとの見解を示しています。
サウジアラビアの原油に依存する日本です。(サウジは原油輸入先ではトップの38%)
経産大臣は「日本には石油の備蓄は230日分ある。心配には及ばぬ」と
強気のコメントを出していますが。70年代のオイルショックが頭をよぎる世代には、
10月に迫る消費増税、その便乗値上げの引き金にならぬかと、不安がよぎっています。
トランプ大統領は今月下旬国連総会期間中に、イランのロウハニ大統領との
首脳会談について「無条件で会う」と前向きだったのですが………
ロウハニ氏は「経済制裁解除がない限り交渉はしない」との考えを強調しています。
また、イランの最高指導者ハメネイ氏は「米国との対話は毒」と一貫して否定的です。
であれば、ハネメイ氏に忠誠を誓う軍事組織「革命防衛隊」が融和ムードに
水を差そうと仕掛けた犯行も否定できません。
となると、トランプ大統領も黙ってはいられない。
同盟国、サウジと連携して、イラン攻撃もあるやも知れぬ。
そうなれば、米国、サウジ連合軍対イランの戦争、可能性を否定することはできない。
日経新聞(9/15付)にこんな広告が掲載されました。(写真参照)
石油販売の「COSMO」が風力発電推進に舵を切ろう。
再生可能エネルギーの普及促進にいっそう貢献します。そんな広告です。
未来を見に行かないか。
抜けるような青空に、潮風が吹いていて。
美しい風景にとけこむように
大きな風車が回っていて。
誰もがそれを微笑み、見上げていて。
明日は今日より豊かになる。
そう信じられる暮らしが続いていて。
大切な石油が、大切に使われていて。
そのために。
ひとりひとりと向き合い、語り合おう。
不安があればひとつひとつ、解決していこう。
知恵と技術を磨いていこう、全力で。
透明な永遠のエネルギー、
風よ、進もう、洋上へも
私たちとコスモと。
この広告を仕掛けた「COSMO」はまさか、サウジの石油施設が
ドローンの攻撃にあい、世界の5%に及ぶ石油に被害が出るとは知らなかったでしょう。
でも、この広告は的を得ています。
そうです。70年代のオイルショックの時代から、
再生可能なエネルギーを持たねばと、この国では言い続けていたのに。
石油と原子力に頼ったまま、クリーンエネルギーへの代替スピードは
あまりにも遅い。ここは「COSMO」の本気度を見せてもらいたい。
環境大臣も次世代を担う若い小泉進次郎さんに代わったことでもありますので。Goto
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