新聞が衰退すると、この世は暗黒になります。
新聞を読みましょうよ。ぜひ、新聞を開いてみて下さい。
「新聞には正確な情報とともに、同じ時代を生きる市井の人々の声が
たくさん掲載されいます。読んでいるととても楽しいです」
「新聞のことを家庭教師だ思っています。世の中のことを教えてくれる
家庭教師が朝夕、家まで来てくれると思ったら、とてもうれしいです」
いずれも、読売新聞社が主催したスクラップを語るトークイベント
「新聞スクラップ わたし流」で発表した「スクラッパーたち」の声です。
新聞が手元になくて、目に触れない。もちろん手にも。
そんな人たちが随分増えました。
新聞命(しんぶんいのち)の私としては、淋しい限りですが、
でも、端から新聞を購読していない家庭で育った子どもたちに………
新聞は「幅広い声が聞けるよ」といったところで。「家庭教師が朝夕来てくれる」と
言ってみたところで「新聞を知らない」のですから……
いくら「読みましょう」と言ってもせんなきことです。
時代とは、あるいは世の中の移り変わりとは、このように変化してゆくものです。
私は思うのです。新聞社がいくら新聞のスクラップの価値を訴えても、
優秀なスクラッパーの声を紙面で掲載しても、
虚しいですが、この変化には抗えないのではないでしょうか。
ではどうすれば良いのか。情報は無料の時代に入ってしまいました。
ラジオがテレビが、そしてインターネットが、これらはすべて無料です。
新聞も無料にしてはどうでしょうか。
新聞が無料で朝夕家庭に届けば、どこの家庭も、新聞を開くのではないでしょうか。
えっ。そんなことできるハズがない……ですって。
そうでしょうか、誰もチャレンジしなかっただけじゃないでしょうか。
日本は国土の狭い国です。
これからは、スマートシティといって、街中に人が住むようになります。
であれば、配布コストはそんなに掛からなくなります。
そうなれば、新聞は「広告費」で賄い無料でお届けできるでしょう。
私は「新聞がなければ、この世は暗黒になる」と思っています。
新聞は絶対に衰退させてはいけません。であれば、無料で配布することを
考えましょうよ。新聞社さん。Goto
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