ピンチはチャンス

韓国から観光客が来ないなら来ないで、知恵を出し合いましょう。
観光立国をめざす日本。このところ、政府の様々な是正政策により、
インバウンドは急成長。目標の2020年、4000万人に手が届くのでは……
そんな期待が膨らみましたが……日韓関係の悪化で急ブレーキが掛ったようです。
8月の韓国からの訪日客は前年比50%減になったそうです。
改善の兆しどころか、関係悪化は多方面に及び、修復不可能な状況になっています。
韓国の観光客を主要客にしている観光地では、悲鳴が上がっていますが……
私は、このピンチこそ、絶好のチャンスではないかと思っています。
そもそも論で恐縮ですが。3000万人を突破したインバウンド数、
その65%が中国、韓国、台湾三ヶ国で占めています。それって異常だと思いませんか。
世界中から満遍なく何千万人のインバウンドが日本を訪れてもらうこと、
それが正常な形です。人間という奴は、そうだと思っていても、
目先の「利」があれば、それを維持することで満足してしまう傾向があります。
幸か不幸か。韓国から観光客が来なくなるのです。
だったら、日本は、秋の行楽シーズンです。
まずは日本人に観光に来てもらうようにすべきではないでしょうか。
そのために、強みと弱みを整理し、見直すことは見直すべきです。
日本人が行きたい観光地は、インバウンドが行きたいに決まっています。
そもそも観光地には、誰に来て頂いても良いのですから。
次に、立地的に近い東南アジアの国々からの誘致を強化すべきですし、
欧米から日本に来たいと思うような施策を講じるべきではないでしょうか。
韓国の観光客に依存していた観光地こそ、このピンチをチャンスに変えるべく
知恵を絞るべきだと思います。何事も「窮して変じて通ず」です。
余談です。考えてみて下さい。
韓国は日本以上に、日本人観光客が韓国観光を支えています。
日本人の訪韓が激減しているそうです。韓国経済にとって大きな痛手です。
お互いつまらぬ意地の張り合いで、傷つけあっていることも、また、
動かしがたい事実です。こんなことで、チキンレースをしてどうなるのでしょうか。
人間という奴は、いつの時代も、いつまで経っても、
争いごとが好きな愚かな生き物ですね。
えっ……「そんな単純なモノではない」ですって。
そうかなぁ。Goto

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