団塊世代の責任。

今年は出生数が激減するそうです。
別段嬉しくも楽しくもないのですが。私のモットーは「上機嫌」です。
今日は「取り分け」でもないのですが上機嫌でと思っています。
12月10日・「今日は何の日」かと申しますと「私の71回目」の誕生日です。
1948年生まれ。いわゆる団塊世代です。
私の人生訓は「今が一番若い」です。
古希を過ぎますと、どうしても懐古趣味になるようで、
同世代の集まりでの話は「昔話」に花が咲きます。
私が嫌いなのは「健康の話」。長く生きていれば、身体の何処かにガタがきます。
体調不調やら病気の話には何の発展性もありません。
病気の話になると、こそっと、その場から。
「昔話」も嫌ですね。あの時「悪ふざけ」をしたとか、誰とどんなことがあったとか、
「記憶の呼び戻しっこ」をしてなにか新しいことに出会えますか。
むしろ寂しくなります。
それと「孫の話」です。うちうちで話しているなら、そりゃ結構ですが。
ジジィとババァの集まりでの「孫自慢」ほど、阿呆らしい話はありません。
「あんたには他に話題はないのか」と思わず「にやけた顔」に嫌悪感を覚えます。
上機嫌がモットーの割には、辛辣ですが。
やはり、折角の人生です。前向きな話、話題の方が楽しいですし、
今の課題を何としても解決したいと知恵を絞り、語り合う場所であれば
例え辛くても、難しくても自然に上機嫌でいられますね。
実は大変深刻な問題があります。団塊世代では簡単には解決できませんが、
しかし、他人事では済まされません。
厚労省が発表した人口動態統計で、1月から9月に生まれた子どもの数が67万3800人。
前年同期に比べ5.6%減で、年間の出生数が30年ぶりの大幅減になるようです。
出生数が減る要因は「出産適齢期に当たる女性が減少していること」
1971年から74年生まれで人口の多い団塊ジュニアが45歳以上になること、
加えて、1人の女性が生涯に産む子どもの数にあたる、合計特殊出生率が
18年時点で1.42と3年連続低下したことによるそうです。
それはそうでしょう。何の否定もありませんが。
人口減少は、この国の存亡の危機です。政府が「笛と太鼓」で様々な施策を講じて
出生数の増加を呼び掛けていますが、この状態です。
団塊ジュニアが子どもを生まないとなると、その親である団塊世代の、
勝手な生き方が少なからず影響を与えているのではないでしょうか。
その意味でも団塊世代は責任があるのではと、私は思っています。
であれば、団塊世代としては、「昔話や健康話」をしている場合ではない。
ましてや「孫の自慢話」などしているなんて。出生率アップにどんな形になろうが、
前向きに貢献をすべきではないでしょうか。私も誕生日どころではない。Goto

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