シールドマシン

福岡から釜山まで陸続きにできるんじゃないですか。
もうどれだけ昔だったか、忘れてしまうくらい前の話ですが。
東京の漫才師で一世を風靡したので記憶にある方も。
「地下鉄。あの電車はいったい何処から入ったんでしょうねぇ」そんなネタに
大笑いしたものですが。
リニア新幹線って、名古屋駅でも地下50m以上も掘ってつくるそうですが。
東京・名古屋間の8割がトンネルっていうじゃないですか。
いったいどのようにして掘り進めて行くのか、疑問に思っていました。
まず、理解せねばならないのは、地球の表面と申しますか
日本列島って、地層がどうなっているかってことです。
地理学の分野なのでしょうか。まったく門外漢ですが。
地下40メートルを超えると上層層群(大深度地下)に達し、固い岩盤になるんだそうです。
そこまで立て坑を掘り、そこで、巨大な掘削装置「シールドマシン」を組み立てて
そこからは横にそのマシンが「シールド工法」で掘削して行くのだそうです。
工法は、前方の土砂をカッターフェイスがハイパワーで回転する約500個の
カッターピッドで固い地盤を削ります。直径14メートルの巨大な回転刃物です。
削り取られた土はスクリューコンベアにより後方のベルトコンベアに
載せられ、トンネル外に運びだされます。
前進するには組み立てられたセグメントにシールドジャッキ50本を押し付け
ジャッキをのばすことで前に進んでいきます。マシンが前進したらエレクターが
9分割されたセグメントを組み立ててトンネル内の壁を作っていきます。
ド素人の説明ですから。分かりにくいかも知れませんが。
巨大な刃物で土や岩を削り取り、その土砂をベルトコンベアで外に運び出し、
掘った壁にはコンクリートを吹き付けて、外壁を作りながら、
1日に20メートル進んでいくそうです。
トンネルを掘り終えたら。そのシールドマシンは地下で解体され、
外に出されるんだそうです。その後、トンネル内はコンクリート製の床板をつくり
電車や車が走っても壊れないように舗装工事を行ってトンネルは完成するそうです。
凄いと思いませんか。人が一人もいらないのですから。
日本独自の技術だというじゃありませんか。
さすが、世界に誇る日本のゼネコンですね。
この膨大なマシンの価格がいくらかは知りませんが。
これがあれば、九州・福岡・太宰府から、壱岐対馬を橋で渡し、
その先、釜山まで、トンネルを掘れば、東京発。北京、あるいはモスクワ、
ヨーロッパを通過してパリ、ドーバー海峡にはトンネルで繋がっていますので、
ロンドンまで、陸続きで行けるってことになります。
東京発、ロンドン行きの列車が走るなんて夢のようじゃないですか。
もちろん、それには、掘削技術以上に乗り越えなければならない、政治の壁がありますが。
もし、実現するようでしたら、地下鉄にどこから電車が入ってなんてことで
笑ってる場合じゃないですね。Goto

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