第1四半期・41社最高益

コロナ禍であろうと、最高益をあげる企業があります。収益構造を計って・・頑張らねば。
3月決算の上場企業1064社の第1四半期にあたる4〜6月期で、
過去最高益を挙げた企業が41社ある。素晴らしいですね。
コロナ禍でも最高の収益をあげられるのは経営陣を始め全従業員の努力です。
最高益を確保した企業は全体的の4%に過ぎません。
同業・同種であっても収益をあげられない企業もあるわけです。
まず持って、41社に心からの敬意を表する次第です。
業種を見てみましょう。
在宅勤務・いわゆるテレワーク関連の業種が爆発的に伸びました。
なかでも国内で開発し、受注生産するパソコン販売企業が純利2倍。
同時に在宅勤務用のセキュリティー強化や個人承認システム会社の受注も増加、純利3倍に。
自宅で過ごす時間が増えていることで、
ゲーム会社が家で娯楽を楽しむようになったのでしょう。収益が急増しています。
通勤の時間が減少、余暇が増えたのでしょうか、スマホやダウンロードのゲーム販売も。
余暇ができればゲームってことかとがっかりですが。
でも、電子書籍サービスの企業も前年同期比2.3倍と好調なのは、
やはり時間があれば本を読む人が多いのはさすがに日本人ですね。
巣篭もりで通販企業が伸びているのは理解できるのですが、
ネット通販を強化したい企業向けに物流や決済代行、
サービスをする分野の企業も2.3倍の伸びです。
それから、家具です。自宅に居るからなのでしょう、ネットでの家具販売をする企業は
税引き利益が77倍となったと。天文学的伸びです。
ホーム飲食が増えた影響は基礎化学調味料や香辛料やスパイスを製造販売する
食品メーカーが大幅な伸びを示し軒並み昨対50%以上です。
合せて外出自粛の長期化が要因でしょうか。レトルトや冷凍食品のメーカーも。
当然といえば当然ですが。食品スーパーも軒並みに最高益だそうです。
家庭菜園やDIY関連の製品を販売する企業もホームセンターでの売上が好調です。
後は製薬会社とドラッグチェーンを経営する企業も絶好調。さもありなんです。
コロナ禍は収まるどころか、感染拡大中です。
この状態が続けば、多くの企業が二番底に喘ぐことになります。
そんな中でも経済はちゃんと生きています。
最高益をあげられるかは別として、人が生きて暮らしている限り、
そこには経済が起こります。その現実を踏まえ、合せて状況をしっかりと見据え、
どんな業種であろうと収益構造を計る必要があります。Goto

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