冷やし中華が美味い

セブンイレブンには・・・コンビニの本場米国で日本流通の本領を発揮して欲しい。
最近、ランチミーティングも気がひけるので、いや、そんなことではいけない。
経済を動かさねばと思うのだが、人に会うことが極端に減って相手が来ない。
すべてがメールとリモートでは虚しいのだが、これも御時世か。
そんな勢いでランチは食べないことが多くなるのだが
午後からのエンジンの燃焼が悪くなるので、何か食べるかとなる。
となると便利なのはやっぱりコンビニってことに。
今更だが、コンビニのランチはどれも美味い。
夏場ということもあり、セブンイレブンの冷やし中華を頂くが・・
なかなかの味。具材も本物のチャーシューに棒状の卵焼きも味が良い。
何よりも麺にコシがあり、かつ風味もある。関係者は相当に吟味しているのだろう。
そもそもだが、私の年齢になるとコンビニに寄るってことが滅多にないのだが、
ランチ一つとってもこれだけ手を加えているとなると、コンビニの商品に
手抜きはない、材料も、安全性も、栄養価も、カロリーも丁寧に表示されているだろう。
日本独特の「食文化」を築いているのではないか。侮ってはならない。
ただ、プラスチック製の容器がいかにも味気ない。
皿に移し替える手間があれば、何処にも負けない・・・
いや、世界に通用する冷やし中華になるのではないか。
コンビニといえば、1960年代に米国で誕生、日本に輸入された小売のビジネスモデルである。
それが1991年、イトーヨーカドーは米国のセブンを買収した。
その後も日本モデルを確立させ米国内で9000店を展開、業界トップの座にある。
その日本セブンが、米国コンビニ業界で第3位の「スピードウェイ」を
2兆2000億円で買収した。日本の流通産業では過去最大のM&Aである。
最近の日本でのコンビニ事情はご案内の通り・・・24時間営業も覚束ないし、
過当競争の煽りで、業績も低迷傾向にある。
そんな業界事情の中、米国内でのシェアを獲りに行く姿勢は評価に値する。
自動車や電機といった機関産業だけでは日本の経済はもたない。
日本独自の文化や風土に育まれた住宅産業や流通産業が、海外を席巻する様が
見られるようになるとなぜか、嬉しい。
私がこれは美味いと舌鼓を打つ、コンビニセブンの冷やし中華が、
米国人の味覚に叶いお腹を満たすと愉快である。
そして、日本の流通ノウハウが世界に通用するとなると希望が湧く。
よし、私もコンビニのファンになるぞ。Goto

コメント