またまた・・児童餓死事件が

「児童虐待だと思ったら189番」・・・我が社の発行する情報誌のライフワークです。
またまた不幸では済まされない、児童虐待死事件が発生しました。
昨年4月・福岡県・篠栗町で5歳の男児を餓死させたのです。
年端も行かない児童に食事も与えないなんて、理由がどうあれ、親の資格なし。
福岡県春日市の児童相談所も児童が通う幼稚園・兄弟が通う小学校から連絡があり・・
「要保護児童対策地域協議会」がこの一家を見守り対象に指定。
19年9月〜この児が亡くなる20年4月までの間、協議会の各機関が分担して
家庭訪問を計19回も実施していたのです。
更には逮捕された母親の親族も3人の子供の安否を気遣い、
児相に4回も相談していたことも判明しました。
昨今の悲惨な児童虐待を無くそうと防止法も整備され国をあげて子供を
虐待から守ろうとしているのに・・・それでも「餓死」事件が起こるなんて・・
いったいこの国はどうなっているのでしょうか・・・虚しいです。如何にも虚しいです。
検証委員会が立ち上がりました。メディアのように児相を責めてもせんなきことです。
多分、必死に対処したのでしょう。人間がやることです。早く保護すればと・・・
関係者たちも悔やんでいるでしょう。それでも起こる虐待・・・どうすればなくなるの
でしょうか。
世間はと申したいのですが、代弁者であるメデイアと敢えて申しますが、
コロナ禍で「シングルマザーの貧困などを政治がスルーしてきたのが顕著に現れた」とか
「子ども家庭庁」を創り省庁横断的に解決してはどうかとか、政府はひとり親世帯への
現金給付といった支援策を早急に予算化せよだとか具申するのですが・・・
それだとて、今すぐに対応できることではありません。
敢えて新しい試みにチャレンジするよりも、現行制度が徹底されないことが
問題ではないでしょうか。住居確保給付金制度があります。コロナ禍で活用しました。
でも長期化で不足です。それで再支給を決めましたが遅いことが問題です。
生活保護制度もあります。基準を緩和して「ひとり親」に対象を広げれば、
貧困による虐待は大方救うことができます。要はきめ細かさと申しますか、
行政が杓子定規に考えないで現行制度を積極的に活用することが解決の
手段だと思います。
福岡・篠栗町の児童餓死事件は、もう少し複雑な要因が絡んでいるようですが、
それは司直の手に委ねるとして、児童虐待を防止するには、やはり、地域社会に
「189番」の徹底を計るしか道はないのではないでしょうか。Goto

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