オーストラリア議会はネット上の記事に報道機関へ対価を払うよう義務付ける法案を可決。
若い人が新聞を読まない。何とかならないのか。言われて久しい。
驚くことにメディアを学ぶ、学生ですら読まないのです。
その理由がふるっています。新聞報道はネガティブだから読みたくない。
そう言われば、昨今の新聞記事です。ジャーナリズムとは権力に対する監視です。
ジャーナリストを自認する新聞編集者たちは「批判のための批判」を正当化しています。
ですから、若い人たちはポジティブな紙面を知る機会なく育っています。
私の好きな夕刊・取り分け毎日新聞の夕刊など、常識的な若者が読めば・・
与良何某なる論説委員のコラムなどとても正常な神経が通っているとは思えない、
自分の論は絶対で権力者に対しては人間性まで平気で批判します。
あまり酷いので発行部数が極端に少ない夕刊しか記事が載らないのかも知れませんが・・・
今の時代、ミャンマーの軍事政権と日本の政権が同じだなんてコラム・・びっくりです。
とても、日刊紙の解説委員が書いているとは呆れます。
そんな乱暴なコラムなど今の若者には通用しないのではないでしょうか。
そこまで極端ではないのですが。
朝日新聞の論調も「権力は悪であると決め付ける姿勢は」
若者たちは嫌悪感を持つのではないでしょうか。
媚びる必要はない。それがジャーナリストであると粋がるかもしれませんが、
報道を担う人たちの責任として、ポジティブな情報にも価値を見出して、
伝える努力をせねば、若者の新聞離れは加速するのではないかと思います。
2月・オーストラリアの議会は、デジタル化によってニュースは無料だという認識が
広がっていることに、ジャーナリズムの芽を摘まぬよう先行きを案じ、
グーグルやフェイスブックなどの巨大IT企業を想定して、ネット上のニュース表示に関して
報道機関へ対価を支払うよう義務付ける法案を可決しました。
果たして日本でもそんな法案が通るでしょうか。
権力を監視し、多様な現実を伝え、言論の自由を守る報道機関の存在と
独立性を、国民が正当に評価しているとするならば、そんな法案も
俎上に上るでしょう。でも、若者が新聞報道はネガティブで、
物事を正しく見ていないと判断しているようでは・・・とてもとても。Goto
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