新聞の選挙調査

自民党にとって敗北は織り込み済みですかねぇ・・・・
国政選挙が行われています。補選ですがご存知ですよねぇ。
えっ・・知らないですって。広島・長野での参院選・北海道2区での衆院選です。
広島は19年の参院選での大規模買収事件で自民党議員が有罪・当選無効になったからです。
長野は立憲民主党の議員のコロナでの死去によるもの。衆院選は自民党の議員が
収賄罪で在宅起訴された事件での辞任によるモノです。
25日投票に向け選挙情勢がどんな状況かを新聞各社は16〜18日に掛け
世論調査を実施しました。19日に掲載された朝日と読売の紙面から情勢を紐解いてみましょう。
新聞で使う独特の用語から調査結果がわかりますから・・・
参院選です。長野選挙区。いずれも野党立憲の候補者を朝日「立憲リード」
読売「羽田氏やや先行」としています。こう見出しを付ける時・・・
朝日は10ポイント以上の差がついている。ひっくり返ることは先ずありません。
読売の「やや」も僅かの意味ではありません。更に差が開くときに使います。
朝日も読売も長野の調査データは立憲の候補者が勝つと予想しています。
衆院は朝日「立憲前職優勢」読売は見出しも付けず「立憲優位動かず」と。
間接的には与党が候補者を見送ったことで勝負あったと報じています。
問題は与野党対決となった広島です。朝日「野党系やや先行」・読売「野党系宮口・
与党系西田横一線」と見出しが違います。朝日は「やや」です。このややは長野と同じで
調査結果は10%以上の差が付いて野党候補者が勝つと分析しての「やや」です。
読売です。「横一線」と見出しを打ちましたが・・・調査結果では
見出しについた名前の順位が重要です。先に名前が書いてある方が
調査結果では優位だということ。横一線と書いたのは5〜10ポイントの差ってことです。
5ポイント以下の差なら、先に名前が書いてある方優位ですが、普通は僅差と書きます。
選挙に関して新聞社が実施する世論調査は正確です。
調査後の一週間で不祥事でも無い限りまず、外れることはありません。
と言うことで、広島は野党系の候補者が勝利すると新聞は書いています。Goto

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