肉派から魚派へ食生活を戻そうかな・・・・・
面白いデータを示した広告が新聞に掲載されました。
今はビッグデータ社会です。色んなモノがデータ化され、AI(人工知能)なる奴が、
人間の領域を超えて人間に襲いかかっています。
私のスマホなど、知らぬうちに、私が過去に興味を抱いた「事」の情報で溢れています。
知らないことを知りたいと思っても、興味があったことが知りたいことだと、
AIの奴は勝手に思いこんで、私に次々と情報を送り込んできます。
迷惑千万なのですが、それを抗う術はありません。あるとすれば情報を遮断することですが
それでは社会生活が成り立ちません。仕方がありません、データ分析を機能的に活用して、
社会生活に生かすしかありません・・・冷静に考えますと難しい時代だとも言えます。
考えてみますと、私の食生活は・・・肉よりも魚好き・・・いわゆる魚派でした。
でしたと申しますのは、還暦過ぎまでは魚派でした。それが今では肉派。
「老人は肉を食べていればスタミナが付き元気でいられる」そんな情報を・・・
これもAIの奴が私に何度も呼び掛けたせいです。
面白いデータの広告は、この10年以上、魚をあまり食べなくなった私に・・
突き付けられたような内容です。「日本経済は・・魚を食べない国民が増えたから、
落ち込んでいるのだ」という不思議なデータ付きの紙面です。
データは1990年から2018年までの魚介類の年間消費量と1人当たりGDPの日本ランキングを
重ね合わせたグラフです。・・・日本人の魚介類の消費量は2001年をピークに減少しています。
それに呼応してGDPのランキングも降下しています。偶然だとは思います。
多分、偶然でしょう。でもこの二つの指標を重ね合わせて、
古来より日本人は魚を食べることで命をつなぎ、文化を培ってきました。
魚の消費が減少したことは、文化度を失い、その結果、経済的発展を止めてしまった。
「日本経済を再生させるには、魚を食べよ」と・・・乱暴に結び付けています。
そもそもが偶然です。何の因果関係もありません。
少なくともこの二つデータを結びつけることもそれが、
日本経済に影響を与えているなどは、AIの奴には考えも及びません。
でも、この広告紙面を見ていますと・・・最近、新しい発想が乏しくなった
その原因は、魚派から肉派になったからではないかと・・思えるから不思議です。
これこそが広告の力かも知れません。AIなんかに負けてられるか・・・Goto
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