TOKYO MER

官僚の志はどうなっているのでしょうか・・・
TBS系列で放送されているドラマ「TOKYO MER」って御覧になっていますか?
「待っているだけでじゃ助けられない命がある」・・・動く緊急救命室・・
私の好きな俳優・鈴木亮平主演のヒューマン医療ドラマです。
コロナ禍・デルタ株の猛威によって感染者が急拡大、政府は軽・中等症患者の
自宅療養を指示、患者を見捨てるのか。急変したらどうするのか、
国民の命と暮らしを守るのが政治の役割ではないのか。国家の使命では・・・
などとの批判が渦巻いています。
そんなコロナ禍社会と連動するかのようなドラマが「TOKYO MER」です。
ドラマです。考えられないような事故が発生、緊急出動する救急救命チームに
ハラハラドキドキしながら・・・被害者をひとりも死なせない筋立てに
胸をなで下ろしつつも、自宅療養で助けが来ず重症化して命を落とす患者とダブります。
このドラマ、見所は満載なのですが、肝になる役どころがあります。
それは賀来賢人演じる・・・医官の厚生官僚「音羽尚」です。
日本の・・・官僚体質が描き出されます。現実にそうなのかと思うと恐ろしくなります。
日本は平安の御代から律令国家です。
時代が移り変わっても、国を動かし差配してきたのは役人・官僚たちです。
それが、ここに来て、異変が起こっています。
理由は色々ありますが、四半世紀ほど前から国際情勢の変化やバブル経済の崩壊など、
官僚主導ではこの国が成り立たないと、行政を官僚主導から政治指導に組み替える・・
平成の統治機構改革を進めたからです。
その結果、官邸主導の体制が確立され、政権政党の権限が強くなり、
官僚は官邸の顔色を伺うようになり中央官庁のシンクタンクとしての地盤は沈下、
律令体制を自ら放棄しているかのようです。
ドラマでは、厚生官僚が政治の圧力に屈して行く様を描きだしています。
正に、政治主導の歪んだ姿です。今後の展開がどうなるかは分かりませんが。
現実は次代を担う若者たちが官僚になるのを嫌う傾向が顕著になっています。
欧米を始め先進国はパンデミックを克服せんとしています。
そんな折、ポピュリズムに陥った政治にこの国の舵を任せるのは如何なものか。
律令国家を容認し時代の針を戻す気にはなれませんが・・・
デルタ株の猛威に為す術がない政治の実態を見せつけられると・・・
ドラマの音羽尚が語る官僚の志に期待したいと思うのも・・事実です。
「TOKYO MER」今夜の展開はどうなりますか・・・Goto

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