人生を全うできる人は・・・ポジティブに生きる。感謝の心で生きる人・・
障害者の体験をすれば誰もが障害者の立場になれる・・
健常者がいくら障害者を理解しようとして頭では理解できるのですが・・・
実際に体験して見ないと分からないものです。
精神科医からこんなことを学びました。
「人は生きてきたように死んでいく」ということを。
その医師は1984年、日本で初めてホスピスプログラムをスタート。
20年以上かけて2500人を看取った経験から導きだされた答えだそうです。
生きてきたようにとは・・・しっかり生きてきた人はしっかりと亡くなる。
ベタベタと生きてきた人はベタベタと亡くなる。表現は変ですが意味は分かります。
それから、周りに感謝をして生きてこられた方は、医療スタッフにも
感謝をして亡くなられるし、不平、不平で生きてきた人は不平を言って亡くなるそうです。
このことは「よき死を迎えるためには」良き生を生きなければならないということです。
良き人生とは人それぞれです。それぞれに違います。
その医師は人の死を看取り続けて、良い生き方とは究極集約できるのは二つだと・・・
一つは前向きな人生であること。周りの人に感謝できる人であることだと。
物事には必ずプラスとマイナスがある。でも物事のプラス面をしっかり見た
生き方をした人たちは、そのように生きた人々の生は、前向きで良き人生だったと思える。
それと、感謝というのはとても重要なキーワードです。
家族に対して、周りの人たちに対して、最後に「ありがとう」と言いながら、
そして相手からありがとうと言ってもらいながら、生を全うできるのは良い生だと思える。
プラス思考と感謝の人生を全うする人を「人生の実力者」と呼んでいますと。
ひょんなことから、足の裏に黴菌が入り、左足に力を入れられなくなりました。
片足が不自由だと松葉杖さえ難儀です。障害者がどんな世話を望むか体験で
良く理解できました。同時に助けて貰うには感謝の心がなければ日常生活は無理だとも。
昨年・2021年ですが、我が社は一体どれだけの人々に助けられたのだろう・・
そんな思いから、昨年末、500名の全社員に、この1年間で「感謝されたことがあれば」
「感謝したことがあれば」教えて下さいと依頼しました。
忽ちに全社員から「感謝のエピソード」が届きました。
その貴重なエピソードを「ありがとうがとまらない」と題した冊子にまとめました。
我が社の社員は「地域を元気に」というパーパス(志)を持って前向きに生きています。
それと見事なまでに「感謝の心」で生きています。
しっかりと生きた人はしっかりとした人生を全うできる・・・
そう思うと、「ありがとうがとまらない」は我が社の宝物です。Goto
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