国交省に期待・・・

1970年大阪万博はパスしました。25年の万博は「空飛ぶクルマ」で。
暗いニュースが多い中で、この話題はちょっとワクワクします。
先の話ですが、25年の大阪万博で「空飛ぶクルマ」が運航されるのが決定しました。
万博の開催に反対している人たちにとっては面白くないかも知れませんが・・
世の中には、30年にどうか・・・と検討されている札幌・冬季五輪・パラリンピックも
反対している人たちがいます。現時点では札幌市民の60%以上が賛成、わからない人が
25%、反対が15%だそうです。反対の理由は税金の無駄遣い。民意が示されていない。
後は「反対だから反対」だそうでう。民主主義ってそういうモノですが。呆れます。
万博は人類の未来を描く夢のある催しです。私のような好奇心のかたまりは
会場の人工島・夢島まで、大阪市内や近隣の空港・京都・そして伊勢志摩などから
空飛ぶクルマで移動できるなんてSFの世界です。搭乗してみたいと思います。
日本のような国土が狭くて、交通渋滞に悩まされる国には空を自由に行き来できる時代って
時間のロスが解消されますね。空の開発です。夢のようじゃありませんか。
それにしても、経産省はわかるのですが、規制大好きな国交省が21年度から
導入を検討する官民協議会に参加したのは驚きですが。国家プロジェクトだからですね。
ここからが問題です。運航や離着陸場の運営を担う事業者をどのように選定するのか。
従来の事業者に与えるのか、それともベンチャー企業にチャンスを与えるのか。
この手の事業は既得権が重視されますが、新規参入にも門戸を開いて欲しいです。
それと、これが大問題です。ANAは米新興ジョビー・アビエーションと日本での
運航サービスの覚書を。JALはドイツ新興のボロコプターと機体導入で手を組みます。
ということは日本に「空飛ぶクルマ」を製造するメーカーがないってことです。
戦後、米国に飛行機の生産を止められた後遺症が今尚、色濃く残っているとしたら、
残念なことです。でも、表には出ていないでしょうが、三菱重工であれ川崎重工であれ、
研究開発は進んでいると思います。期待したいところです。
実用化には制度設計が課題になります。管制空域や会場周辺の上空を航行する飛行機や
ヘリコプター、ドローンとの交通管理です。離着陸場の設置基準も定める必要があります。
楽しいこと、夢を実現するには・・何処かで誰かが汗をかかねばなりません。
規制好きなどと揶揄しましたが、国交省に頑張って貰いたいと思います。
1970年の大阪万博を・・・学生時代の汚点、反対のための反対でスキップしたことが、
今でも悔やまれます。開催まで3年、元気で「空飛ぶクルマ」に乗って会場に
駆けつけれればと思います。Goto

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