ヤジることもできないなら野党はどうするんでしょうねぇ。
時代の趨勢なのでしょうかねぇ。
衆院憲法審査会は緊急時の出席はオンラインでも
現行憲法のもとで例外的に認められるとの報告書をまとめました。
国会でのオンライン審議導入に向けて、議院運営委員会で本格的に議論が始まります。
憲法56条では本会議を開く要件を「総議員の3分の1以上の出席」と定めています。
衆参両院の規則では本人が議場にいることを採決参加の条件としています。
オンライン審議を導入するには憲法改正が必要かどうか焦点になっているのですが・・
憲法審査会があっさり認めてしまったものですから・・・どうするのでしょうかねぇ。
国会議員が国会で議論しなくてどこでするんだ。
いや、どうせ居眠りしているのだから、オンライン参加でも良いのでは・・
そんな議論が国民の間で巻き上がれば良いのですが・・・
憲法をなし崩しにするのが、政治の特徴です。委員会ぐらいから始めるか・・
そんなところで落ち着くのかも知れません。
私の考えです。
3年前の参院選、当時の安倍首相が札幌で街頭演説しているとき
「安倍やめろ」と男性がヤジったら、道警の警察官が連行しました。
近くにいた女性が「増税反対」と叫んだらすぐさま排除。
二人は、警察官による排除は「表現の自由の侵害で違法だ」と訴訟・・・
これもエネルギーのいることですが、判決は表現の自由が「民主主義社会を基礎づける重要な権利で、
取り分け公共的・政治的表現の自由は、特に重要な憲法上の権利として尊重されるべき」だと指摘し、
二人のヤジは「公共的・政治的な表現行為」だったと認めました。
道警にしてみれば、「二人は周りの聴衆に危害を加える危険性があり避難させた」と
排除は適法だと主張したが、判決の理由では、警察官らは「演説の邪魔しちゃだめ」などと発言、
ヤジが安倍氏の演説にそぐわないと警察官らが感じたからだと「推認せざるを得ない」としました。
まぁ・・・朝日新聞的には、今、ロシア国内では、ウクライナ侵攻に対して
異議を唱える国民を治安当局が拘束しています。街頭演説でヤジを飛ばすと警察官が
排除するなどとは、決して人ごとではない・・・とオーバーに論ずるのですが。
国会がオンラインで開会されるとなると・・・
議員のヤジも届かなくなります。野党議員の出番がなくなってしまうのではないでしょうか。
オンライン国会、朝日新聞なら反対なのでしょうねぇ。Goto
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