参院選公示

民主主義は充分に機能するが、物価高など難局は先送り・・・
日経・・・難局に針路を示す参院選の議論を。
読売・・・難局の打開へ具体策を論じよ。
朝日・・・政治の土台定める重い選択。
毎日・・・民主主義問い直す機会に。
第16代米大統領エイブラハム・リンカーンは「投票は弾丸より強い」
何も変わらないからと棄権したり、深く考えずに投票する「お任せ民主主義」では
暮らしはよくならない。投票に行くほんの少しの手間と勇気の積み重ねが
政治を少しずつでも変えるのです。・・「じぶん争点のすすめ」(中日)
参院選が公示されました。
公示日・新聞各紙の社説を読み比べてみました。
争点がないですねぇ。日経と読売は・・現況を「難局」と分析、針路を示せ。具体策を論じよ。
朝日と毎日は・・わけが分からない・・政治の土台を定めるって、どういうこと。
民主主義を問い直すって、どんな意味があるの・・
中日に至っては論点がない象徴のように・・投票に行かねば政治は変わらない。
「じぶん争点のすすめ」って何ですか・・まるで選挙管理委員会の代行です。
この参院選・メディアが論点を見出せないのです。野球の消化試合のようではないですか・・・
読売が「物価高騰対策が喫緊の課題だ」と副見出しを付けました。
そうなのです。国民の関心は民主主義の危機ではありません。
物価高への対応・政策です。
自民・公明の与党は「物価高の影響を受ける企業や家計を支えるために、
知恵を絞る必要がある」と言うが抽象的です。具体策が何もない。
岸田手法なのでしょうか。重要な政策に対しては如何にも直ぐ実行するように語りますが、
全てが参院選後に先送り・・やらないってことです。物価高は怖いですよ。
有権者を舐めてはいけません。意外に批判票がでるのではないでしょうか。
しかしです。立憲や野党は、消費税の引き下げが有効な消費喚起策だと5%を主張しますが、
消費税を引き下げるのも一案ですが。遠吠えです。社会補償の財源をどうするのか・・
国民は経済政策を積極財政に転換すると、10万円の一律現金給付を挙げています。
この方が、現実的ではないでしょうか。財源は予備費があるのですから・・・
最大の争点である。物価高への対応ですら・・この程度なのです。
乱暴な言い方をすれば、こんな政治に誰がした・・です。もちろん、有権者です。
それと、政党が全部で9党だそうです。政党の要件を満たしているので・・
同等に並べるのでしょうが。問題発言かも知れませんが、正直言って鬱陶しいですねぇ。
日本の民主主義は立派に機能していますよ。発言の機会は平等なのですから・・・
過去最低の投票率を更新して参院選も終わると思うと・・公示に言うのもおかしいですが。
淋しい話です。Goto

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