フードテック

細胞農業って日本の十八番になるのではないでしょうか。官僚が妨げねば・・・
世の中は変化して行きます。ここにきて大きく変化し始めたのは、
ロシアによるウクライナ侵略で世界の穀物地帯と言われるウクライナが被害を受け、
飼料価格が高騰。畜産業への影響が出始めているからです。
そうなればその代替物をつくる・・時代の流れと申しますか、変化が起こります。
えっ・・・と思うのですが。
肉や魚の細胞を培養して育てる「細胞農業」・・フードテックが注目されています。
フードテックとは「食のフード」(Food)とテクノロジー(Technology)を組み合わせた造語。
最先端のIT分野(IoTやICT等)を活用して、食の持つ可能性を広げていくことが
フードテックです。細胞農業は再生医療の技術を使いアミノ酸をはじめとする栄養成分の
入った液体の中で細胞を培養し、人工的に牛や豚などの畜肉や魚介類を作りだす技術です。
人工培養した「霜降り肉です」何て言われて食卓にのぼる日も遠くない。
・・やっぱり、えって思うのですが。海外ではすでに開発競争が進んでいます。
シンガポールでは世界初・培養肉の販売を許可。米国でも安全性のガイドラインが
議論されています。中国や韓国も国家戦略の中に細胞農業を位置付けています。
決して遠い話ではありません。
日本でも国会議員の間でフードテックに関する議連組織が誕生しています。
「食料安全保障の観点からも日本は動物性タンパク質の生産方法を模索する必要がある。
培養肉はその選択肢の一つとなり得る」と威勢が良い。現実には東京のスタートアップ企業が
培養肉のフォアグラを開発しているが、現段階では試食はできない。
明確な定義が存在していない。原材料や製造過程に関する安全基準が未整備だからです。
安全性が確認できないものは食品衛生法の規定で販売は難しい。
「公的機関による安全性の確認を急ぐべき。その上で一般の人に広く試食してもらい
普及に向けた理解を得る必要が急務」と議連は語る。
議連としては培養肉の生産を政府の成長戦略の一つにすることを目指し。
年内にも提言をまとめる方向だそうです。
日本政府もフードテックを成長産業としてサポートしていく事を決め、
農林水産省や民間企業で作る協議会を発足させ、
「品質を保証するための基準作り」を開始しています。
今後伸びていく業界として「景気回復策や求人・雇用拡大」に向けて期待されています。
転職市場としても人気の業界になっていきます。
問題は、農水省でしょうか。厚労省でしょうか・・・
安全性を盾に、ごちゃごちゃと規制条件を出して、またまた、世界から何周も遅れねば
良いがと思います。議連に頑張ってもらいた。Goto

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