景気は回復基調か?

外食・小売の売上高が・・・コロナ禍以前の数値に戻りました・・・
私は・・・コロナ感染を伝染病扱いの2類から・・5類扱いに変えるべきと叫んでいます。
低迷する岸田政権・起死回生の施策だと思うのですが・・それすら、曖昧ですね。
だって、コロナの陽性者に限って、当面は治療費を国が持てば良いだけの話です。
物価高についてもです。経済の基本はものづくり。電力なくてはものづくりはできません。
今や電気は水と同等、生きるための最低限に必要なインフラです。その電気代を
来年の4月から・・38%以上の値上げをしたいと電力各社は政府に申し出ました。
そうなりますと、この一年間あまりで、2倍以上の値上がりです。
電力代金が上がるってことは、全ての物価が高騰することです。
全てが解消とは申しませんが、少なくともです。原発を再稼働させれば、
電力高騰の主要因である、火力発電のための化石燃料の高騰は抑えられます。
そうすれば・・・電力由来の物価高騰には歯止めを掛けることはできるはずです。
でも、岸田首相はそのことに言及はするが・・・何の決断もできません。
如何にも、如何にもです。これで耐えている国民、私には理解できません。
もちろん・・・インフレを否定しているのではありません。
それでも国民は強かです。
10月・東京や大都市の話ですが・・・外食の売上高が、初めてコロナ禍拡大前の
水準(2019年同月)を上回ったようです。(日本フードサービス協会の発表)
外食売上(全店ベース)14.8%増。メニューの値上げで客単価が上がった影響もあります。
業態別では居酒屋前年同月比49.7%、ファミレス20.3%、ファーストフード9.9%増と好調。
持ち帰りや宅配も堅調、行動制限の緩和により店内飲食も復調です。
日本フランチャイズチェーン協会がまとめたコンビニの10月既存店売上高は
前年同月比6.9%増、8ヶ月連続のプラス。来店客も1.2%増となったと。
政府の観光促進事業「全国旅行支援」が・・・延長になりましたが、好調の要因です。
さらに水際対策の緩和でインバウンドが戻り始めているのも一因のようです。
行楽の影響でしょうか。衣料品や装飾雑貨の販売大手は既存店で売上高が前年同月比を
上回ったようです。日本百貨店協会も10月の全国百貨店売上高は前年同月比11.4%と
これまた8ヶ月連続でプラスだったと。この2年間、断続的に続いた行動制限などで
買い物や行楽を手控えていた消費者が一斉に動き出した感があります。
でもです。私の感覚では・・この数値の根拠は・・あくまでも東京を中心とする
首都圏・そして地方でも都市部の話です。保守的で従順な地方では、残念ながら、
コロナ前に戻った感覚はありません。むしろ、コロナ支援が終わり、その後、
立ち直れずに、廃業する小売店や飲食店が多いようです。
地方が・・・コロナ前に戻るには、もう少し時間が掛かるでしょう。
このタイムラグは致し方ないことですが、地方の活性化、地方を元気にしたいと願う・・
我が社としては、全国1160万部の地域みっちゃく生活情報誌をさらに充実させ、
タイムラグを埋めていきたいと思っています。
そのためにも、政府には地方を簡単に切り捨てないで、数値の実態をよく見て・・
地方への支援を怠らないように願いたいものです。そしてコロナの扱いを2類から5類に。
原発を再稼働させ、物価の高騰に歯止めを掛けて欲しいものです。Goto

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