終わりの価値を高める・・・

今年・購入した本に感謝し、整理をします。
大晦日です。2022年も色々ありました。今日は小さな書斎を掃除します。
毎年・晦日には1年間の足跡を辿ってみます。以前は手帳であり、書類でしたが・・
今はこのiPadとの中と、山積みになっている本です。
本って捨てられないものですが、積読の本は順番に並べ替え必ず読もう。
でもページは開いたのですが・・・半分も読まないうちに諦めた本は・・
「ごめんなさい。折角購入したのに、最後まで付き合えなかった」と詫びて捨てます。
もったいないのですが。捨てないと、この小さな部屋、足の踏み場がなくなってしまうから。
それと、読み終わった本も・・・捨てます。いや、心に残った、肥やしになった本は、
捨てたくないので、どうしようかなぁ・・・去年残した本と入れ替え、去年のを捨てます。
そんなことをブツブツ言いながら、まだ外は暗いです。今朝読まねばと思う風雪に耐えた
本に目を通します。日課ですから。明るくなったら・・今年最後のウォーキングに出掛けます。
終わりの価値を高めなさい。人生は、この大自然のとてつもなく長い歴史からすれば・・
瞬きほどかもしれない。だからこそ、その一瞬に満たない生の始まりよりは
終わりの価値を高めることに、生の意義も目的もあるのではないでしょうか。
終わりの価値を高めようと努める過程そのものに「人間の尊さがある」「生の本質がある」と
賢人は語ります・・・私もそう思います。
まだまだ、未熟です。とても高める価値が見えませんが・・・
今年一年で購入した山積みの本が、終わりの価値を高める手助けになってくれていると
したならば、捨てるに捨てきれない・・・私の手元に来てくれた本にありがとうです。
そう言えば・・・学生の頃、ろくに勉強もしなかったが。
2年分、本を読もうと粋がって、除夜の鐘が鳴るまで、鳴ってからひと時、
本に向かっていたことがあったが。その本って・・・ロシア文学だった気がします。
ロシアのウクライナ侵略・・・年を越すことに怒りを覚えます。
大晦日って、別名「徐日(じょじつ)」とも申します。夜が「除夜」です。
「旧年を除く」に由来します。取り除く旧年の中には、煩悩や罪汚れも含まれます。
早朝ウォーキングでよく立ち寄る崇福寺。立派な鐘堂があります。
今まで一度も除夜の鐘を鳴らしに行ったことがありませんので、
神様・仏様に力を借りて・・煩悩を消し去ってこようかねぇ。
終わりの価値も高まってくれると良いのですが・・・
良いお年をお迎え下さい。後藤拝
221231%20%E5%B4%87%E7%A6%8F%E5%AF%BA%20%E9%90%98%E5%A0%82%EF%BD%BA.jpg

コメント