目標も大切ですが・・・観光の本質を外してはなりません・・・
コロナ明けの象徴でしょう。たまたま、大阪から東京への便に乗ったからでしょうか。
新幹線が満席です。それも京都から大きな荷物を持った・・多勢の海外からの
観光客が乗り込んで来ました。賑やかでした・・・
喋るなとか、マスクをするなとか。換気を充分しているとか・・・
し〜んとしたコロナ禍当時の車内を思い起こすと、様変わりです。
余談ですが・・・最近のJRって、なんで車掌が駆け込み乗車はやめろとか、
ドア付近は気を付けろとか。ギャギャいうのでしょうか。口喧しいですね。
観光庁は・・・20年度までだった・・・17年に改定した第3次計画・・
コロナ禍で観光産業が大打撃、そのために更新を見送っていましたが・・
23〜25年度の中期計画・・・第4次観光立国推進基本計画を閣議決定しました。
6年ぶりに計画が改定されました。観光庁としては満を持した形です。
内容に気合いが入っていますが。少々力み過ぎではないかと思うのですが・・
私的には・・・・ものづくりの日本であって欲しい。生計は貿易で成り立って欲しい。
観光でしか生き残れないようでは・・そんな思いですが・・・これも時代でしょうかねぇ。
改定の中身です。「持続可能な観光」「消費額拡大」「地方誘客促進」の三本柱。
25年には訪日客の過去最多(19年3188万人)の更新を目指す。
一方では、都市部への偏在や観光公害といった課題を克服するなど、
量と質を両立しながら観光立国再生を目指す姿勢を鮮明にしました。
コロナ禍のせいで仕切り直しとなったので、観光ブームだった往時の弊害を
一気に解消して、新たな時代を作ろうとの意気込みは分かりますが・・
あまり欲張り過ぎないか良いのではと思います。
訪日観光客が何を求めているかは・・・目的は千差万別です。違いがあります。
それを受け入れ側が勝手に決めつけ、消費額を増やしたいとか。
3大都市圏を除く地方部での宿泊を引き上げるとか・・列挙しても仕方がない。
大切なことは・・・やはり・・受け入れる側。観光産業以外の国民全体が、
観光の経済的価値が理解できるか。おもてなしの心を持って
自然体で接することができるかどうかです。それが真の「持続可能な観光」
ではないかと思います。それが観光客を迎える原点です。
観光庁は、まずはそのことを第一義的にすべきではないでしょうか。Goto
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