読書を楽しむ時間を大切にしたいモノですね。
第77回・秋の読書週間が始まっています。(10/29〜11/9)
あなたの生活空間に読んでみたい本は置いてありますか・・・
私は、新聞命です。新聞に掲載される書籍広告には目がなく・・
これぞと思った本は購入するようにしています。
ですから、自室には本が溢れています。狭い部屋が尚狭く・・
足の踏み場もない。家人には整理整頓能力なしとなじられます。
私にしてみれば・・・それこそ余計なお世話だ・・と無視です。
デジタル化は本の楽しみ方を多様にしています。
電子書籍の普及でインターネットで書籍を購入する人も増えています。
人気声優が本を朗読、ネット配信で聴けるオーディオブックも
結構人気があります。私は試したことはありませんが・・・
しかし、書籍販売がデジタルに移行したかといえば、まだまだです。
出版科学研究所によれば出版物の推定販売額は1996年の2兆6564億円を
ピークに、昨年は電子も含め1兆6305億円と半減です。昨今は原材料の値上がりで買い控えの傾向にあるとも言われています。
それに、街の書店数も10年前に比べ4割近く減少。本屋さんが一つもない
市町村区の割合は昨年9月時点で27%に上ります。今後はコンビニが頼りでしょうか。でも本はネットで買えます。購入履歴からおすすめの本を紹介してくれるサービスもあります。・・・リアルに本を眺めて買う魅力には届かないのですが・・
電子書籍を加えて、出版物が売れないってことは・・・本が読まれなくなったと同義語です。新聞が読まれなくなったことも同様です。では、本や新聞を読まなくなった時間はなにで埋められているのでしょうか・・・
読書週間とはズレますが・・・新聞はそもそもが読まれていなかったのだ。
そんな話も聞きます。新聞を購読することがライフスタイルだったから、購読していて、たまにページを捲る時は、スポーツ欄か社会面しか見ない。そんな読者が多かったので、スマホでニュースが読めれば・・わざわざ新聞を購読しなくても良くなった・・だから売れなくなった。それが現実ではないでしょうか。
でも私は、社会の中軸を担う人の大半は新聞を購読していると思います。
新聞社がそのことに気付いて新聞の質を上げる努力をする必要があると思います。
書籍が売れなくなったのは、ゲームや動画の視聴に費やす時間が増えたことで、読書の時間が少なくなったからではないでしょうか。特にタイパなんって時間の節約を重視する風潮も、本離れに拍車を掛けているのではとの評もあります。
77回目の読書週間標語は「私のペースで しおりは進む」です。
良いですねぇ。時間に追われることが美徳のような現代社会です。
本を読まないことがその事とセットになっているようでは・・・
如何にも愚かしいですね。狭い日本・そんなに慌てなくても・・
時間に追われるより、時間を楽しみたいものです。読書は居ながらにして
自分を別の世界に誘ってくれます。Goto
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