夏には夏に夏らしく・・・

良書に触れ、来し方を振り返ってみるのも良い。

さてさて・・・今年もゴールデン・ウィークがやってきました。
あなたはどんな風に過ごされますか?生涯現役を自認する私としては、
会社にも行けず。かと言って、連日趣味のゴルフじゃ体が持たないし、
どこかに出掛けるにしてもねぇ。

でも計画的に過ごさないと、あっという間に過ぎ去ってしまいます。二つやってみます。一つは例のよって、買い込んだ「本」を読む。前半に1冊。後半2冊。いずれも風雪に耐えた古典の翻訳版です。これ以上人間を見つめても仕方がないのですが、人生死ぬまで修養って教わりましたので。

面倒になって途中で投げ出す可能性がありますから。予備に池井戸潤さんの新書「俺たちの箱根駅伝」で息抜きをする。そんなところですかねぇ?もう一つはカレンダーめくりをやってみたいですね。机の奥に1990年から2010年まで。そうです。私が40代からの20年をどう過ごしたかの手帳を見つけましたので、それをめくって、来し方を振り返ってみようかと思います。

私は結構こまめで、その手帳には「その時、どんな問題にどう対処したか」ほとんど上手く行ってませんが、割と丁寧に書き込んでありますので。暇があればカレンダーめくりをと思っていたので良い機会だと思っています。

話は変わりますが。今週、この地方では30度を超えました。
24日からは「熱中症」への警戒を促す「熱中症特別警戒アラート」の運用が始まりました。連日何人が熱中症で緊急搬送されたなどというニュースを聞くのは鬱陶しいですが。このゴールデンウィークの気温は連日夏日の予報です。

となりますと、家電量販店では扇風機の売れ行きが急上昇。3月の数字ですが、エアコンの掃除チケットの販売数も前年比で3割増だとか。まだ4月ですから「暑い春」ってことになるのでしょうか。夏商戦が一気に加熱です。

日経POS(販売時点情報管理)によれば「日焼け止め剤」「スポーツ飲料」の1000人あたりの販売金額は前年同期比でそれぞれ7%、10%増。夏場に売れる商品の代表格。流通各社の動きが活発になっています。

他にもドラッグストアチェーンでは「熱中症対策グッズ」の展開を例年より1ヶ月早めたり、首元を冷やす「ネックリン」の在庫を2割ほど増やしたり。イオンなど総合スーパーも猛暑対策用品の特設コーナーを開設。1ヶ月前倒しで日傘などの売り場を5割ほど広げているとか。

でも気候変動は「猛暑の時期が早まると大きなビジネスチャンスが生まれる一方、需要が急増すれば欠品になるし、多く仕入れて暑くならないと在庫を抱えることになる」など、夏には夏に夏らしく。冬には冬に冬らしくして欲しいとの嘆き節も聞こえます。

それでも大手飲料メーカーは専用アプリで生産量を自動予想する仕組みや在庫管理のためにAIを使うシステムを導入しています。さすがに商魂逞しい。
ゴールデンウィークだ。どんな風に過ごして良いか?などと考えているようでは、アドマン失格かも知れない。

でも、人間って奴は如何に時は移ろい文明は進化しても、人間が人間であることには変わりない。何千年も風雪に耐えた良書に学ぶことは悪くないと思う。ささやかな生き方しかして来なかった私ですが。過去カレンダーを捲って見れば、ひょっとしたら、その時のドジ踏んだことの意義が見つかるかも知れない。

まぁ・・そんなことを思いながら、ゴールデンウィークを楽しみたい。Goto

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