真の日本ワイン

国産ワインと日本ワインは違います。ですよねぇ・・・

ワイン飲まれますか?。こんなことを自慢してどうする・・なのですが。結構、酒を飲むってことです。まぁ・・・酒好き・酒呑みってこと。でも不思議ですねぇ。最近はトント呑めなくなりました。

「そりゃ後期高齢者だ。若い頃のようにガブガブと呑めるものではない」と仰るのもわかるのですが。私の感覚では、そういうのとは違うのです。体質が変わったって申しますか。酒を受け付けなくなったような気がします。

ですから、いやだからでしょうか。酒の種類や銘柄によって、この酒は多少は呑めるとか、これははなっからあかんとか。感覚的に拒否反応が起こったりするのです。こんなことって、長い酒呑み人生では初めてのこと。随分びっくりしています。それを高齢化というなら、やっぱり歳だってことになるのでしょうが。

ワインの話です。最近、国産ワインの品質が上がったと言われます。それと円安の影響で、輸入ワインの価格が急騰。日本ワインに割安感がある。だから国産のワインを飲む人が増えた・・・だから、日本でも良質のワインを作ろうというムードが出てきて・・・まさに醸造されて・・国産ワインの質が良くなった。とも言えるのかも知れません。

私は国産のワインって、風味と申しますか、深みがない。そう思っていますが、そもそも、ワインの原料であるぶどうってそんなに栽培できるのか?
何を持って国内産っていうのかという疑問がつきまとっています。

日本ワインと国産ワインは違います。
日本ワインとは「国内で収穫されたブドウを原料として国内で製造される果実酒」のことです。国産ワインと表示されているワインのうち日本ワインは26.7%です。残りの4分の3は輸入果汁を使ったワインです。

だからだとは、申しませんが、国産ワインがイマイチだと私は思っています。
まぁ・・私が日本ワインを意識して飲んだことがないからかも知れません。
でもです。これはと思える「真のワイン」が来春から発売されます。

ややこしいのですが。日本ワインといえば、ブドウの栽培に歴史がある、長野・山梨・北海道のワインということになっています。

でもです。山梨大ワイン科学研究センターがブドウ栽培や醸造など全工程を大学単独で行う「シン・山梨大ワインプロジェクト」が始動。ワイナリーが関わらずに大学だけで販売用のワインを造り販売します。「真の日本ワイン」じゃないですか。狙いは学生が一から造った「真」のワインを一般の人に味わってもらいたいからだそうです。

センター長の教授は「80年間に渡って山梨大が培った技術と情熱を届けたい」と意気込む。同センターは1947年、山梨大の前身、全国初の果実酒専門研究機関として発足した。当時から山梨で盛んだったワイン造りの発展に向け、多くの醸造家たちを輩出してきた。いわゆる、日本ワインの源流です。

「真のワイン」は日本固有種のブドウ「甲州」と「マスカット・ベーリーA」の2種類を栽培。今秋、白と赤の二種類を醸造する。教授は「飲む人の顔を思い浮かべることが、技術や意識の向上につながる」「多くの人に『山梨大といえばワイン』と思ってもらえればと意気込む。

随分と酒を呑んできた私です。呑めなくなった私です。
でも「真の日本ワイン」なら、飲めるのじゃないかと期待しています。
山梨に情報誌の仲間がいます、発売されたらいの一番に味わってみたいものです。Goto

コメント