シロツメクサの花を・・・

父の日に欲しいプレゼント・・・「何もいらない」が3位。今日は父の日です。あなたは「お父さん」に感謝の意を表しますか?
えっ・・・6月16日が「父の日」だってことも知らなかった・・ですか?
そりゃ寂しいですねぇ。かく申す、私も家族からプレゼントが届いて、
なぜだ!って叫んだ口です。ありがたい驚きですが。そもそもですが。父の日がなぜできたか?です。
母の日があるから父の日も。まぁ、それが本当のところでしょうが。
それこそ発祥は米国です。欧州ではありません。

母親を亡くし男手ひとつで、6人の子どもを育てた父親に、末っ子が「母を讃える日があるなら、私は父に感謝する日が欲しい」と1909年、牧師協会へ訴えたのが始まり。

その思いが叶って、1910年6月19日に初めて父の日の式典が開催された。
なぜ6月かといえば、母の日が5月の第二日曜だから6月の第二日曜にしたっていうのは、商魂逞しい人たちがプレゼントを買わせようとの魂胆ですが、実際はその父親の誕生日が6月だったからだそうです。

でも、なかなか浸透しなかったのですが、1916年の式典で第28代大統領が「父に感謝する」演説を行い認知され、さらには1966年・第36代大統領が「父の日」を称賛する大統領告示を発令、6月の第3日曜日を「父の日」と定めましたのが・・・由来です。

まだあります。1972年に父の日が6月第三日曜・国の記念日として正式に制定されたのです。制定までに半世紀以上掛かったってことは、まぁ、あまり重要なことではないからではないでしょうか。

日本では1950年に導入されたのですが。一般的な行事として広まったのは1980年代。流通などの商業施設が販売戦略として父の日を取り上げたからです。それを不順とは申しませんが・・まぁ、父の日なんてそんなものです。

面白い調査結果があります。
0〜17歳の子どもを持つパパ、265人を対象にしたアンケートです。
何が欲しいですか?「感謝の言葉や手紙」20.0%、「家族みんなで過ごす時間」が2位。「何もいらない」が16.6%で3位です。
日本のお父さんって、謙虚ですねぇ。
お母さんの調査では「自分だけの時間が欲しい」が圧倒的に1位ですが・・・

これは如何にも今風のお父さん・現代的だと思うのですが。
育児への関わりはどの程度か?「十分」と「ある程度」が合わせて75.5%関わっていると感じています。また、関われないと答えた人に障壁は?と問うと「長時間労働・残業の常態化」と答えた人が半数近くでした。この回答で、このアンケートって、大丈夫かと首を傾げますが・・

でも、「父親になって良かったか?」との質問に「とても」と「まあまあ」を合わせると94.7%と回答。母親の「母親になって良かった」が89.9%。
それを4.6%の上回ったことは・・・23年の出生率・過去最低の1.2とも微妙に関係するのではと思ったりします。

子どもは本能的に母親がいなければ生きられないと思うものです。
でも父親はよほど意識し努力しても母親ほどに感謝されませんね。
私の考えが古いのかもしれませんが、親父は黙っていても子どもに
感謝されてこそ親父だと思う。

母親への贈り物の代表がカーネーションならば。
贈り物などいらないとパパはいうが、だったら。今の季節なら、野に生えるクローバー(シロツメクサ)の花を摘んで贈るのはどうか。花言葉は「平和」だから。Goto

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