新しい朝が来た〜希望の朝だ〜

生命保険会社がこぞって、ラジオ体操を日本全国で・・・

8月も終わります。そうです。2024年の夏が過ぎ去るってことです。
あなたにとって、この8月はどんな月でしたか?
私は、朝の日課にラジオ体操を加えた画期的な夏になりました。

6時半、いつもならウォーキングに出掛けているのですが・・・
この夏は朝、ラジオ体操の準備で体をほぐしてから、ラジオ体操(笑)を始めます。そしてラジオ体操が終わってからウォーキングをします。まだ1ヶ月にならないのですが、朝起きて身体のどこかしこが痛いのですが、それがなくなりました。

ウォーキングといい加減なストレッチだけではほぐれる筋肉が決まっているのかなぁ・・ラジオ体操を真剣にやると、全身の筋肉を満遍なく動かすってことなのでしょう。新発見です。因みにですが。ラジオ体操ってひとりでやっていてもピリッとこないものです。やはり仲間がいてこそです。

もう何年も毎朝頑張っている方が近所の公園に。その方の仲間に入れてもらいました。あなたも、あなたの近所で、ラジオ体操をやっておられる方がいたら、ぜひ、仲間になってみてはどうでしょうか。誰もいないなら、自ら1人でも始めてみてはと思います。6時半という時間が絶妙です。

ラジオ体操の歴史に迫ってみます。
そもそもです。ラジオ体操の発祥はどこか。米国です。
1923年・逓信省簡易保険局の課長が欧米の保険事業を視察。
米メトロポリタン生命を訪ねた折、ラジオ体操を指導する新事業計画を知って、
雑誌に投稿・ラジオ体操を奨励した。

メトロポリタンは1925年、ラジオ体操の放送を開始。同社のスタジオで行う体操を1時間半、ニューヨークのリスナー向けに放送。この様子を見学したのが簡易保険の課長。帰国後、ラジオ体操を日本でもと訴えた。(別人です)

1928年・両課長の提言を受け、東京中央放送局(NHK)がラジオ体操の放送を開始。日本のラジオ体操は米国にならったものだった。米国では保険のイメージが悪く、明るい体操でイメージを改善し、健康維持で経営を安定させる。ラジオ体操は保険会社の経営戦略でもあった。

ちなみにだが、米国のラジオ体操は1935年に終了。1979年時点ではどこのラジオ局も体操を放送していない。ルーツの米国は戦前に消えてしまったのだ。

日本のラジオ体操を広めたのは郵便局。昭和の初期・ラジオがまだ高価だったこと、簡保加入促進を兼ねて全国の郵便局で講習会を開くなどして広めていった。
普及に弾みをつけたのはラジオ体操会。1930年・東京神田署の巡査が夏休みに子供を集めてラジオ体操を行った。これが現在も続くラジオ体操会の始まり。

まぁ・・・こんなルーツを持つラジオ体操ですが。
昨今では夏休みのラジオ体操もやらない地域が多い。
でも、一方では、企業が社員の健康管理にラジオ体操を活用する。
社員の8割がラジオ体操指導員の資格を取ってる企業もある。

ラジオ体操はNHKが一貫して本腰を入れる番組です。
カンポ生命の専売特許じゃない。日本は超高齢化社会です。
高齢者が元気で、ピンピンコロリが、高齢社会を支えるにいちばんです。

ということは、高齢者が6時半に近所の公園や広場、学校に集って、「新しい朝が来た〜希望の朝だ〜」とラジオ体操の歌を歌って、元気に体操に講じることが、この国の福祉政策です。そう思いませんか・・・

問題はです。誰がリードしてラジオ体操を普及させるのかです。
私は、米国にならって、「健康維持で経営安定」生命保険会社がこぞってやるべきだと思うのだが・・・どこか先行する保険会社はないか?
少なくとも私はこの8月に始めた以上は、死ぬまでラジオ体操をやり続けたい Goto

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