秋から冬へ・・

我が愛読紙・石巻日日新聞から・・海の幸が教えてくれる。

さすがに11月中旬です。いつまで真夏日が続くのか。
もう秋どころか冬も無くなってしまうのではと・・心配する声までも。

私は毎年11月上旬に飛騨路を駆けて高山を訪ねます。目的は二つ。
一つは敬愛する尊師から教示を受けること。学ばせてもらいました。
もう一つは尊敬する旧友と談笑することです。

東海北陸自動車道を上って行くのですが、今年は残念なことが。一つは旧友に会えなかったこと。もう一つは、ぜんぜん紅葉してへん。楽しみが奪われた気分でした。車は山間を縫って走るのですが・・20年近く通っているのに初めてです。

野辺には冬支度を急ぐ野焼きの煙が立つのですが・・・それも見受けられませんでした。こんなところにも季節の異常が感じられます。これからどうなるのだろうとは思いませんが、「変化」に対応する能力が問われるのではと思います。

我が愛読紙・石巻日日新聞から・・・秋から冬への話題を3題。
石巻の秋の風物詩といえば「第35回いしのまき大漁まつり」です。
地元の海産物・水産加工品を集め石巻魚市場で5万2千人が集い盛大に開催されました。短い秋を楽しみ大変な賑わいに。

物価高の中、奉仕価格で並んだ魚介類や加工品に・・消費者の財布も緩み、
日本一長い石巻魚市場構内に83店舗が並び活気に溢れました。

二題・石巻地域ブランド「金華さば」が水揚げされ。魚市場が10月30日、
シーズン到来の宣言をだした。2日には巻き網船で20トン。底引網船で約250トンのマサバが揚がり、温暖化で心配されていたが市場が一気に活気付いた。

ちなみに「金華さば」の定義は石巻魚市場で水揚げされるマサバの中で重量が500g以上、脂の乗りが15%以上の基準を満たす魚体に付けられるブランド名です。関係者の努力もあって今や、九州大分の関サバに劣らぬ味だと評判。
全国的な知名度に育っています。最近、コンビニでもサバ缶が高級品として人気が高い。

また、なまこ漁も解禁。石巻なまこは品質が抜群。加工された干ナマコは輸出品として重宝され需要が高い。例年ならキロ4000円の値が付くのだが、意味のない中国の水産物禁輸措置で被害を被っています。輸入再開の見通しが立ってきました。その結果1500円まで下落したが2100円まで回復して取引が。

魚市場の関係者は「金華さばもナマコもシーズン入りし、滑り出しは好調と頬を緩め、今後の水揚げに期待しながら、ナマコは中国の全面解禁を願う」と語る。日本政府がなんとかせにゃねぇ。

もう一題、三陸の冬の味覚を味わう「南三陸の香り・味」の催しが南三陸町で。
南三陸町で獲れる水産物を調理して食べる「海の幸」イベントです。
海なし県で暮らす私は憧れます。12月21〜22日、参加したいなぁ。などと
思っているのだが・・対象者は宮城県内在住でなければあかんそうだ。残念。

東北・宮城県・石巻が秋から冬へ、順調に推移していることを
石巻日日新聞の「海の幸」情報が教えてくれる・・・ありがたいことです。
それにしても飛騨路の紅葉ってないまま冬になるのかなぁ・・Goto

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