再生の道

石丸地域新党・SNSで調べて見て・・よく考える必要がある。

都知事選次点、166万票の力は大きいのか。
それともネット選挙の時代に入ったからなのか。
いや。若くて優秀な政治家・待望論なのか。

15日、広島県・前安芸高田市長石丸伸二氏が「地域政党・再生の道」を立ち上げました。翌日の新聞各紙・その取り上げ方が実に面白い。何が面白いかって、
ひと言で申せば「扱い方に苦慮」して「オロオロしている」のが面白い。

見出しを追ってみよう。
読売・石丸氏・都議選へ地域政党・候補者公募・自身は出馬せず。
まぁ・・ここまでは普通の報道だが、もう一つ、与野党石丸新党を注視。
国政に影響の可能性あり。自民党「都知事選で次点、あれだけ得票した。
都議会自民党会派は政治資金問題とダブルパンチを懸念する」と。

朝日・石丸氏・地域政党「再生の道」を立ち上げ、都議選に最大55人の
立候補者を擁立する。「広く国民の政治参加を促す」「議員のイスに
しがみつく『政治屋』の一掃が新党の目的」と語る。

朝日は記者会見場を変更した石丸氏に対して、記者を選別するとは烏滸がましいと苦情を書いているが、記者クラブであぐらをかいて、垂れ流れる記事しか書かない、オールドメディアの典型的な批判には唖然とします。

毎日・石丸新党連携に濃淡、都議選・維新の吉村代表は連携に意欲。「多極
分散の国家を目指すのは価値観を共有している」と主張。維新の候補者が
新党の公募に応じ、石丸氏の審査を受けることを容認する。

国民民主の玉木代表は慎重姿勢。「政策もまだ出していない。
もう少し全体像が見えてくるまで見定めたい」と様子見。
毎日も腰を弾きながらの記事です。

日経・「石丸新党」見えぬ実体。政策「候補者が判断」
党の政策は示さない。公募する候補者に任せる。見えぬ政策に加え、
石丸氏以外に新党に賛同するメンバーの発表もなく、
異例の船出となった。聞こえの良い主張ばかりが拡散してポピュリズムを
増幅させるリスクも伴うとSNS選挙の功罪を問うと。陳腐です。

全国紙・4社、それぞれだが。
毎日以外は懐疑的である。朝日はどんな政党なのかが理解できない。読売は都民の動向を掴みかね。他の政党との関連性に重点を置いている。日経に至っては、チンプンカンプンなのでしょうねぇ。なぜ、立ち上げたのかも理解できないようです。

これがマスメディアの盟主・新聞・政治部の認識である。でも昨年の7月に都知事選に立候補した片田舎の若い市長が、地域政党を立ち上げるという記者会見に、NHKの9時のニュースでも報道するのです。

政治の世界で、SNSの力を侮れなくなっているのは事実です。
地方政治に右だ左だ、保守か革新かは必要が。そんな古い価値観のイデオロギーなどいらない。既存の枠の中に閉じこもっていては、この国の再生の道はない。

必要なのは都民のために自らの頭で考え行動する都議会議員を
都民が選ぶことである。石丸氏の主張は明快である。

都議会各派のみならず。国政政党が軒並みに警戒を強めている。
石丸新党・恐るべしではないか。何となくだが、ウキウキする。
それにしても、新聞は理解できないのか。したくないのか?Goto

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