外部からのトップ人事かそれとも許認可の剥奪ってことに・・・・
フジTV問題・第三者委員会が調査報告書を公表した。
全文を読み込んだわけではないが、業界の片隅にいるものとして・・
企業経営者の端くれとして、考えさせられることがあるので記す。
報告書が示した内容「「性暴力」はあった。
そんなことは承知していたはずの現役員(一部退任)が、
記録的な長時間に及んだ記者会見で隠蔽した。
「類似した事案が過去に生じ、問題を起こした社員が役員に昇格していた。
役員会そのものが男性優位、ハラスメントの意識がない」とフジTVの体質に問題があるとしている。
そして・・・役員会そのものが、40年以上に渡り経営トップに君臨している日枝久氏の影響下にあって、同質性と閉鎖性の下、役員指名が行われ、役員会が機能不全に陥っていた。その結果、経営陣が「集団浅慮」となって失敗を繰り返していたと総括している。これって、強烈ではないか。
テレビ局のそれも東京キー局の役員が「集団浅慮」だと断罪されるということは、無能ってことではないか。ここまで書き込まれても、誰も責任を取ろうとしていない。多分だが、世論の動向を見守っているのだろう。だから無能なのだが・・・
公表後、記者会見に臨んだのは現社長一人。直前の人事で社内出身の取締役が
総退陣したからだ。この無能な役員たちは、あくまでも保身のために、報告を待たずに敵前逃亡したのもいる。実に情けない話ではないか。
放送局は報道機関でもある。社会的な信頼もあり、優良企業でもある。その役員になるってことは、世間では憧れの地位である。激烈な社内闘争によってその地位を得たのは想像に難くない。しかし、それは所詮・コップの中の争い。それも絶対の権力者に気に入られることが勝負の分かれ道という偏狭な世界である。
なぜ、こんな組織になったのか。
私は思う。そもそも放送局は免許事業である。競争相手は5局しかない。
そうなのです。免許を剥奪されない限り、された前例はないのだから、されない。独占的な事業なのである。そして商品は時間という空気である。これを虚像と言わずしてなんというのであろう。
そしてエンターメントといえば聞こえが良いが、朝でもないのに一日中、「おはようございます」いう虚構で実態がない世界だ。免許で守られ、空気を販売にして成り立つ事業なんて架空ではないか。だが、国民である視聴者が重宝がることによって、信頼を得ていると錯覚。自分たちは特別であるとの思い込んでいるのです。
乱暴に申せいば、「人間は遊ぶから人間である」と考えている集団です。
その経営陣である役員なのですから、企業存亡の危機に直面すれば、エッコラさと逃げるのは必然です。命を賭してでも頑張ろうなんて人がいないのは当然かもしれぬ。
第三者委員会がどれだけ「人権」を無視した集団であるとフジテレビを断罪したとて、結局は、改革という名のお遊びをしてお茶を濁し、蓋をし、ほとぼりが醒めるまで待とうと思っているのです。残念ながら。
フジ問題。どう解決するのか。
許認可権を持っている総務省が乗り出してくる。
そして、国民が、明らかに体質が変わったと理解できるようなトップ人事をするしかない。誰が良いかという思い付きはないが。稲盛和夫さんが存命なら彼のような人物が良い。しかしそれは叶わぬ。だったらあの人がいると思うのだが。Goto
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