再発防止策の具体的内容を4月中に報告せよ・・・3ヶ月の猶予はやる。
テレビ界の大揺れがフジ問題、最終局面に。
3月31日・フジが設置した第三者委員会の調査報告書。
「業務の延長線上における性暴力」を行ったと認定。フジ経営陣の
人権意識の欠如・ハラスメントの蔓延する企業体質を断罪。
この内容を受けて・総務省が大臣名で放送法に基づく「厳重注意」の
行政指導を行った。理由は「今回の事態は放送事業者による自主・自立を
基本とする放送法の枠組みを揺るがすもので、放送法の目的に照らし極めて遺憾」とした。
そもそも放送局は国民共通の財産である電波を総務省が使用許可を出すことによって成り立っている事業だ。殺生与奪の権限は国が握っている。
総務省が「放送の公共性や社会的責任に対する自覚を欠き、国民の信頼を失墜させた」として人権・コンプライアンスに関する対応強化の具体化や着実な実施として・・・
1・透明性を持って説明責任を果たす体質の構築。
1・経営陣の意識改革などを要請した。
そして、再発防止策の具体的な内容を4月中に報告し、3ヶ月以内に実施状況を説明するように求めた。取り組みが十分でないと判断した場合は「必要な措置を求める」とした。
さて。この総務省・大臣名の「厳重注意」をどう理解すれば良いのか。
総務省ってやはり無責任ですよねぇ。どうせよって言わないのですから。
経営陣の意識改革ってなんだ。そんなことできるわけがないじゃないか。
体質なんて変わりませんよ。所詮・免許事業に胡座をかいたぬるま湯で育っているの経営陣なのですから。多分それもわかって注意しているのでしょうが。
説明責任を果たせって言っても。これ以上何を説明せよって言っているのでしょうか。隠蔽性の体質を変えろって言われても、今更、変わりませんよ。朝でもないのに「おはようございます」っていう芸能界そのものが、そんな体質なのですから・・・
それと、できないことをやれ。でないと「必要な措置を講じる」って国民向けに脅して見せていますが。これって「免許剥奪」ってことでしょうか。そうなら、そう言いなさいよ。遠回しでどうにでも取れる官僚的表現はあかん。
まぁ・・・私は思うのです。
第三者委員会の報告もでた。その結果を真摯に受け止めるなら。
経営陣を一掃、外部から、そうです。総務省から天下り人事を受け入れろ。
それが体質の改善になると言っているのではないか。
穿過ぎかもしれないが。フジをこんな体質にした責任は、テレビ界でもなければ国民でもない。総務省の甘々が原因ではないのか。私はそう思う。総務省は3ヶ月以内に実施状況を報告せよっていう・・・フジは報告するでしょう。
それにどう反応するか。総務省の本気度を見てみるしかない。Goto
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