コメの高騰が続く、天は悪徳業者と農水省に天罰を与えるでしょう。
何となくですが。4月は歳時記が多かったかな。
東海地方では22日から23日にかけてかなりまとまった雨が降りました。
雨音を聞きながら、この雨の中、ビニール袋に包まれた新聞を配達する
単車の音に思わず手を合わせます。ご苦労様です。ありがとうございますと。
この季節の雨を「穀雨」と申します。二十四節気の一つです。
穀雨とは、文字通り田畑を潤し、たくさんの穀物を育む雨のことです。
コメどころでは来たる田植えに向けて、種籾(たねもみ)から芽が出る頃です。
稲も野菜も草花も、樹木も、恵の雨をいっぱい浴びてぐんぐん成長します。
家庭菜園はやりませんが、早朝ウォーキングで目にする民家の庭、ハナミズキの花が綺麗です。なんじゃもんじゃも一斉に咲き始めました。生垣のツツジは雨に打たれても凛と華やいでいます。「穀雨」大自然の恵に感謝です。
新聞報道です。15週連続で「コメの値段」が高騰しています。
以前もこのブログで農水官僚OBが語る「なぜ・コメの価格が下がらないか」の解説をしました。理由は一つです。農水省が「下げない」施策を頑なに貫いているからです。減反政策を正当化するため。戦後一貫してとってきた農水省が愚策の露呈を嫌がっているからに他なりません。
だって、誰が考えたって、特定の卸業者にしか備蓄米を放出しないってことは、そこで価格操作ができるからじゃないですか。農水大臣も原因が足元にあるってことが全くわかっていない。まぁ・・たいしてコメを作ってもいない農家を守り票田にしている自民党とコメ食文化を捨ててパン食に切り替えた国民。食料を盾に営利に走る中間業者・・・これが日本の縮図ですかねぇ。
それにしてもです。日本は稲作文化です。そのコメを手玉に取るなんて。
コメ騒動・コメ一揆が起こらないほど、この国の国民は骨抜きになってしまったのですねぇ。原因の一つはメディアじゃないかと思えます。
メディアはなぜ、本質を見抜いて報じないのか?
簡単ではないか。放出された備蓄米を追うだけで、コメの価格がなぜ下がらないのかはわかります。全てのモノは需給のバランスで価格が決まるのです。
それ以外は誰かが意図的に歪めています。
そんな取材能力も無くなってしまったとなれば、それこそ健全な
民主主義社会は維持できない。がんばれ!新聞社です。
大自然は、気候変動がどうなろうと「穀雨」を降らせてくれます。
日本人は神代の時代から、自然の恩恵を受け生かされてきました。
その恵によって、農家が丹精込めて作る「コメ」を操って金儲けするなんて、
少なくとも農水省と中間搾取業者には天罰が下ります。Goto
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