生活時間に新聞を組み込もう。
忙しい現代社会、時間が上手く作れないと、嘆いてはいませんか?
そんな、若い人の声を聞きますと、立ち止り、24時間の使い方を振り返ってみては、と思います。
まず、寝る、食事する、トイレに入る、身だしなみを整えるなど、平日の生活時間はどのくらい?
自宅で過ごす時間です。それに、通勤時間は?職場での時間は?
さらに、休日の時間の過ごし方などを加え、一週間の時間配分などを、分析してみることです。
私の知る範囲では、忙しいとか、時間がないとバタバタする人に限って、時間の使い方が下手です。
人間に差が出るとしたら、それは、情報量の差です。時間の使い方のまずい人は、
情報量の収集能力が不足していて、厳しい競争に差をつけられる場合が多いようです。
時間が上手く作れないと嘆く人は、人に差を付けられたくない、もっと頑張りたいと前向きに、頑張る人でもあります。そんな人には、もっと新聞という情報源に目を向けて欲しいと思います。
今回で、95回目になるそうですが。中日新聞の編集局幹部が、読者と新聞とのかかわり方や紙面作りへの要望などを聞く「移動読者応答室」を開いています。とても素晴らしい試みです。
記事を読んでみますと、リタイアされた67歳の方が、三十年印刷会社に勤務、その会社の基本方針は「新聞をとにかく読め」でした。そのお陰で、今も毎朝、四誌を読むのが日課。
退職後も複数の新聞を読む習慣が抜けないと掲載されています。たぶん、その読者は、新聞は情報収集の手段であり、新聞を読む時間は生活に組み込まれているのだと思います。
人生は、生まれてから死ぬまでの時間です。その人生を謳歌するか、悔やんで過ごすかの分かれ道は、生活時間の内容を如何に充実させるかに掛っていると思います。
時間が無いとお嘆きの若い諸氏にこそ、新聞という手軽な情報手段を活用して欲しいと願います。
そして、新聞を読む時間を、寝る。食べるのと同様に生活の一部に組み込むことを勧めします。
盆明け、一段と経済環境は悪化しそうです。
24時間を上手く使って、経済戦争に立ち向かって行きたいものです。
どこかの、精力剤のCMみたいですね。
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