反省してます・・・・・。
秋の夜長は読書ですよね。窓を開けたまま、心地よい夜風を感じながら。かすかに聞こえる虫の音を楽しみながら。私に養老猛さんのように昆虫に興味があったら、鳴き声で名前が浮かぶのでしょう・・・・。
「秋の夜長を鳴き通す」と歌にもある、この虫の声。この辺りで、この時期には、一体全体何時まで鳴いているんだろう。などと、どうでも良いことに、思い付いたばかりに、ついつい耳を澄ましてしまった。
広告の仕事に携わるものは、好奇心が必要なんだよと、ちょっぴり照れながら。
答えは、4時20分頃でした。まだ、真っ暗。夜明け前には時間があるのに、なぜ、この時間に鳴き止むのか?天候とか、気温とか。虫達の成長度合いとか・・・様々な要因があるんでしょうかね?。
そういえば、昨日の朝日新聞の天声人語。「音の歳時記」(那珂太郎著)について書かれていました。
9月の音は「りりりりり」と虫の声だそうです。
虫の音を聞くと秋が耳の奥に広がっていくようです。と。いい表現ですね。
因みに、1月は「しいん」(静寂)。2月「ぴしり」(氷が割れる)。3月「たふたふ」(雪解けの川)。4月「ひらひら」。5月「さわさわ」(風わたる)。6月「しとしと」。7月「ぎょぎょ」(蛙))。8月「かなかなかな」(?)
10月「かさこそ」(落葉)。11月は落葉を踏みしめる「さくさく」。12月「しんしん」と雪が降って、時の逝く音だと。日本って、季節があって、音があって、それを文字にして、素晴らしいですね。
それを新聞の一文から学び、楽しむことが出来るんです。活字って、新聞って、凄いですね。
そうそう。先日、「ブログで、自らの職業を広告屋と、自ら見下げた表現を使うのは止めなさい」とお叱りを受けました。活字文化を伝える新聞の仕事を遣らせて頂いているんですから。反省します。
「りりりりり」・・・・・・・凛々(りり)しく Goto
コメント
有能な人材が、その能力を社会のために発揮してくれれば、そんな幸せなことはありません。が、個人や省の利害のために活用すると、厄介なことになりますね。還暦過ぎたりとはいえど、星雲の志は捨てたくありませんね。 Goto
暑い夏のような日曜日。日本の音の感性に日本人でよかった。りりりり・・・秋の虫の声に休みぐらいは浸ろうかな・・と思っていたら、どどどどど・・・・と交通省が隠していました。朝日新聞の記事です。
高速道路を無料化した場合の経済効果について国土交通省が2年前に試算を行っていたことが明らかになった。一般道の渋滞が解消されることなどから、直接の経済効果を2.7兆円と見込んでいる。これまで政府は「試算は存在しない」として隠してきた。民主党の公約に有利な結果だったため、公表しなかった可能性がある。利利利利利・・・・裏裏裏裏・・・・離離離離・・今夜私も寝付けません。