活字離れが進んでいるとは思わない。
景気回復には、内需が拡大せねばならない。それには個人消費が増えなければならない。だとすると、消費者が求める商品を、掘り起こし、正しく伝える必要がある。
それが、広告の仕事だとすれば。いや、なのだが。不況のこの時期こそ、広告は重要な任務を担うことになる。それには、従来のような、広告の作り方で良いのかどうか?常に自問する必要がある。
最近、活字離れが進んでいるというが。私はそうは、思っていない。確かに新聞を丁寧に読む人は少なくなった気はするが、インターネットも携帯のメールも活字が主力である。
むしろ、活字は日常生活に深く入り込んでいるといっても良い。広告を作る際、ビジュアルや写真は大切だが、消費者の財布のひもを緩めるには、内容をじっくり理解させる広告が重要だと思う。
写真の広告は日経新聞(4日付)に掲載された任天堂「Wii」の広告です。じっくりご覧下さい。
学術データ、可能な機能、細やかな解説、十二分な理解が得られる広告です。
この丁寧な広告こそ、商品を正しく伝え、消費者の心を動かすのだと思う。
良い広告が、内需拡大の重要な手段であることを肝に銘じたい・・・・・・・。 Goto
12/4日本経済新聞
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