国会閉会

参議院選挙に行きましょう。
長ーい通常国会が閉幕した。次なる政治日程は参院選となる。民主党政権としては、与党の経験もなく、首相交代もあり、前政権がシーリングした22年度予算を通すのがせいいっぱいだったのではと思う。
新政権の本格的な予算は23年度ってことになるのでしょう。閉会までのドタバタ・・・所信表明と野党の代表質問だけでは・・・丁々発止の議論がないのはやもうえないが。参院の任期もあること・・本格的な議論は臨時国会に委ねたい。
それにしても、半年近くも国会を開会していて・・・重要法案のほとんが通らない。郵政改革法案だけ騒がれているが・・・私としては民主党政権の1丁目1番地である「地域主権戦略大綱」が策定を参院選後に先送りしたのは残念でならない。
国会は法案を審議して通すところです。地域主権に関する目玉法案。衆院で審議中の大阪橋下知事らが強く要求している「国と地方の協議の場」設置など地域主権改革関連3法案も継続審議となってしまった。
参院選挙後の臨時国会ではしっかりやってもらいたい。が、問題はその参院選挙。世論調査ばかりするメディアに踊らされ・・・。民主党が過半数に届かず・・・第三極だとか。パーシャル連合だとか・・ややこしいねじれ国会になると・・・法案が以前に増して通らなくなる。
国民が選ぶのだから・・・致し方がないのだが。衆院で民主党に過半数を与えておいて・・・その政策が実行される前に、違った選択をするとなると・・・それも国民の意志だが・・。それでは・・・政治が何かを決めることはできなくなる。
地域主権改革法案もなかなか決まらないことになる。そうなると困るのは・・・疲弊する地方ということになる。・・政治をもう少し長い目で、真剣に考えないと、しっぺ返しを食うのは国民自身ではないのか。
大人の政治(妥協する)に舵を切った菅内閣、参院選が如何なる結果になろうとも国のかたちを変える「地域主権」の旗は降ろさないで欲しいと願うのだが。
それにしても・・・この参院選挙。投票日まで1ヵ月を切っているのに・・・・盛り上がらないのはどうしてなんだろうか?国民が冷静に考えているのなら良いのだが。思い付きの身勝手で、民主主義から逃げるようでは困る。
参院選挙に行きましょう。                            Goto

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