ブルーム

野菜の知恵、野菜の生命力を頂くのですね。
この夏、晴天が続き日照時間が長かったせいか、夏野菜がとても美味しい気がします。
朝日新聞(8/29・朝刊)にキューピーが「野菜のこともっと知ってみようよ!」と題した素敵な広告を掲載しました。(写真参照)紹介します。
野菜について興味や親しみを持って欲しい。そんな思いから「や(8)さ(3)い(1)」の語呂合わせで、8/31は野菜の日だそうです。(1983年・全国青果物商業協同組合連合会が制定)
「野菜の色やカタチには秘密があります。それは自然の中で生き抜く野菜たちの知恵、子孫を残すための工夫です。広告にはその解説が・・・・・
なぜ、人参には横に筋が入っているの?「細い根っこの跡、水分や養分を吸い上げていた」
なぜ、シソは強く香るの?「食べられないよう、虫除けのためです」
ナスのヘタのトゲはなんのため?「動物に食べられないように。空気中の水分吸収のためです」
レタスの白い液はなに?「サポニンといってとても苦い。虫に食べられないためです」
ジャガイモは茎?「そうです。日光に当てたままだと緑色に変色。人には毒です」
トマトはどうして赤いの?「動物の目に付き食べられるためです。種を運んでもらうんです」
タマネギはなぜ丸いの?「食べてる部分は葉っぱの付け根。乾燥地、厳しい環境で育ったため、葉が栄養分を蓄えるようになったので 丸い形になった」
オクラどうしてネバネバするの?「ムチンという成分で水分をいっぱい蓄える力がある。若い種を、水分で覆って、乾燥から守るためです」
緑色のピーマンはなぜ苦いの?「緑色のピーマンはまだ子どもの実、中の種も若い。動物に食べられないよう、実を苦くしています」
キュウリのいぼはなんのため?「キュウリは熟すと黄色くなります。緑色のキュウリは未熟なみです。実を守るためのトゲです」
なぜカボチャ固いの?「皮が固いと中身が腐りにくい。動物に食べられるチャンスを長く保てる。動物がカボチャを食べると、やがて排出されます。遠くで根付くことができます」
トウモロコシのひげの役割はなに?「ひげは雌しべです。ひげ一本に花粉がつくと、一粒のトウモロコシができます。受粉するときのひげは、風に乗ってやってくる花粉がくっつきやすいように、ネバネバしています」
ブロッコリーの白い粉はなに?「つぼみ部分にうっすらと付いている白い粉。ブルームと呼ばれる、天然の水を弾くワックスです。じめじめすると病気に罹りやすいので、ブルームでつぼみをまもるのです」
もう、夏休みの研究課題に間に合わないかも知れませんが。野菜を食べるとは「命を頂く」ことですね。感謝して、バリバリ、いただきます。Goto

コメント

  1. Goto より:

    抹香臭いんですが。バランスの良い食生活では、野菜を食べなさいって良く言われますが。野菜も必死に生きていると思うと、思わず手を合わせて頂かなければと思います。Goto

  2. 風来坊☆ より:

    調べてみるとほんと面白いですね。
    里芋の大きな傘(葉)は何のため。
    なぜ、フルーツの盛り合わせの中に入っているのに、苺やスイカは野菜なの…。
    調べていくと不思議がいっぱいですね。