安倍首相の自民党総裁選挙の所見に思う。
経済最優先を掲げた安倍首相が自民党総裁選を無投票で制した。「堅調だった株価」が中国発の株安連鎖に巻き込まれ日経平均株価が7ヶ月ぶりに2万円を割り込み、景気にイエローカードが灯る中での再選。アベノミクス「第二ステージ」へのスタートと豊富を語る首相に賛意を送りたい。
一般紙は無投票再選に「政策論争を繰り広げる機会がなかったのは残念だ」とか「議論を封印して得られた信任はもろい、無投票の意味を履き違え、驕ってはならぬ」と無投票を批判するが、議論のための議論をせよと主張するのは「形式民主主義」です。
メディアに踊らされ、売名行為で、推薦人を集める真似事をしても、では、この国をどうするのか。経済の長期低迷から抜け出すためのデフレ脱却政策。仮にだが誰かが出馬しても、アベノミクスに変わる政策を掲げることができるのか。二番煎じならこのまま代える必要などない。(日経・脱デフレこそ原点)
確かに安保法制、集団的自衛権の憲法解釈など国民の間では安倍首相の「戦後レジュームから脱却して自分の国は自分で守る」そんな考え方に「右傾化」だと意見の違う人も自民党にはいます。しかし、改憲を綱領とする自民党の総裁選挙です。総裁選に立候補する人と、安倍首相に根本的な違いはありません。
一般紙が、対立候補にその点を望んで暗に煽っているのも、滑稽です。安倍首相の総裁選所見。3年前の政権交代への国民の期待は、あらゆる困難に立ち向かい決断する政治でなければならない。強い経済、強い日本が求められている。デフレ脱却。雇用と所得の拡大による経済好循環を創る。
経済政策に全力投球。改革に果敢に挑み、成長チャンスを拡大する。成長の主役は地方と中小企業。地方創生・国土強靭化を進め、活力あるふるさとを取り戻す。TPPを結び自由で公正な経済圏を創る。希望出生率1,8実現、子育てしやすい社会をつくる。女性が輝き、弱者に就労の機会を与え、社会保障制度の改革・充実をめざす。
基本的価値観を共有する国々と連携し、日米同盟を基軸に安全保障体制を盤石にする。そして、憲法改正をめざし、国民的議論を深める。と、政権政党の総裁として、ビジョンを明確に語っています。私は思うんです。山積する諸問題に正面から立ち向かういうのです。
無投票であろうが、確実に実行して貰えばいいではないですか。アベノミクス「第二ステージ」が上手く行かなければ、総選挙で政権交代させる・・それが民主主義です。Goto
コメント
安保法案が可決しました。安倍首相の執念が実りました。これで手足を縛られていた自衛隊が一部ですが活動し易くなりました。が、法案をよく読んでみますと不十分な内容です。有事には修正が必要になるのでは。Goto
無投票で良かったです。
そうでなければ、野党が次の総理がわからないのに審議は出来ないと来るでしょう。
野田聖子氏、嫌いではないですが、よく降りてくれました。
そのバックにいた人たち、引退しているのだから、黙っててください。
この国のダメにする理由に高齢者のジェラシー。あると思います。
安倍晋三総理、期待しています。
いったん、身を引いて、政治家として終わった!みんなが思いました。
今の姿だけで多くの国民が力を貰っています。