なぜ会談を否定するか?

朝日新聞って、中国の御用新聞なんでしょうか?
中国外務省は9/25の会見で「重大な関心と断固たる反対」を表明。「日本が一つの中国の約束を守り「台湾独立」の発言を行う場を提供しないよう希望する」と求めていた。朝日新聞の「安倍首相と台湾野党主席が会談」したのではないかとの囲み記事です。
訪日中だった台湾最大野党民進党主席で次期総裁の有力候補「蔡英文」氏、安倍首相とも面識があるというではないですか。会談したとて不思議はありません。むしろ会談して当然です。しかし、中国を配慮して会談を否定しているのです。
にも拘らず、中国が反発を強める可能性があるから、会談をすべきではないと朝日は書く、納得できません。日本は日本です。中国がどうであろうと、独自の考えで外交をすれば良いと思います。いや、過激な発言をしているのではありません。朝日は台湾の置かれている立場にどのようなスタンスなのか?それをはっきりすべきではないでしょうか。
なぜなら、中国のスタンスは台湾の存在を認めない。そのスタンス立っているから朝日は、安倍首相が台湾の指導者と会うことを良しとしない記事を書くのです。では、安倍首相が中国に慮って、台湾の指導者に合わない方が良いというのなら、それで、中国は尖閣列島領有権主張を棚上げしますか?
そんなことはありませんよ。朝日が尖閣列島を中国の領有権だと思っているすれば、台湾の指導者に会うべきではないとの主張も理解できますが。それでは、まるで売国奴です。いや、これは言い過ぎです。しかし、外交とはそんな単純ものではありません。
敵も味方もなく、お互い国の利害を求めての戦争です。平和主義者の朝日新聞、外交交渉であろうと、戦争的な交渉をしてはならないと主張するなら。それこそ、日和見主義と言わねばなりません。それで、価値観の違う国が理解するとなると、それこそ亡国論です。
旗色を鮮明にしないで誰と会談しようと、国のリーダーの勝手ではないでしょうか。安倍首相が国益を考えないで台湾のリーダーに会うはずがないじゃないですか。朝日の記事を読んだ読者が安倍首相を批判するかもしれませんが。首相が記事に迎合するとはとても思えません。天下の朝日も何処かネジが緩んではいないでしょうか?Goto

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