ファイナンシャルタイムズのインタビュー

安倍首相の安定感に期待して良いのではないか。
1/18・日経新聞朝刊に英ファイナンシャル・タイムズ(FT)の編集長と
日経の編集長合同での安倍首相へのインタビューが掲載されました。
日経がFTを傘下に収めて、始めての共同企画かも知れません。
安倍首相の受け答えに風格と申しますか、自信が溢れています。
安倍内閣は3年目。第一次と合わせて4年になります。
それ以前が日替わりメニューのように一年ごとに交代。
その比較もあるかも知れませんが。
実に安定感のあるインタビュー内容です。
勿論、質問する側に偏見や意図がありませんので、余計にそう思うのかも。
FT・・伊勢志摩サミット議長国として世界にどんなメッセージを伝えるのか
首相・・・G7は、自由、民主主義、基本的人権、法の支配、普遍的価値のチャンピオンが集う
場所。世界が直面する課題を素直に議論したい。
FT・・プーチンを引き込む時期だが
首相・・中東問題でロシアの建設的な関与は大切。戦後70年、領土問題、平和条約進めたい。
FT・・・米国・中国が太平洋の秩序を仕切る見方があるが。
首相・・・かつて英仏でアフリカ中東を支配する考え方と同じで、極めて古い考え方である。
FT・・南シナ海の中国による人工島、安全保障の脅威ではないか。
首相・・・一方的な現状変更のみならず東シナ海での資源開発にも強く懸念している。
中国は「軍事拠点」化しないことを行動で示すべき。
FT・・中国経済がハードランディングの懸念がある。
首相・・・中国は基本的にはしっかりとしたペースで経済成長を目指している。
国際経済のルールにのっとることが重要である。
FT・・慎重ながらも楽観視しているのか。
首相・・今までも中国は危機を乗り越えてきた。中国は透明性を高め、努力を重ねている。
さらな努力を期待している。中国は期待を受け止め、問題を深刻化させないのが大切。
長くなりましたが、言うべきことは言い。認めるところは真摯に認める。
国際社会の常識を踏まえ、実に安定感のある内容だと思う。政治は一寸先は闇だと言うが。
我々は、まだまだ、安倍丸に期待していいのではないか。Goto

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