都民の選択は東京大改革なのだ。では地方は・・・・
都議選の結果がでた。
メディアの争点は一つに小池知事支持派が過半数を獲得できるか。
もう一つは自民党が第1党を継続できるか・・・だったはずだ。
それが、都民ファーストの会が55名当選。第1党に。小池支持派が79議席。
過半数どころか、60%以上の議席を占めた。
メディアとは既存のマスメディアのことだが・・・
この結果をどのように分析するのだろうか。
原因は、自民党の国会議員の資質が問われ自壊しただとか、
安倍一強政権が揺らいだとかいいながら、
小池王国の誕生だとか、素人集団に何ができるかだとか・・・
批判するのだろうが・・・争点が争点にならなかった責任は問われないのか・・
選挙結果から・・・・私はこう思う。
都民はフランスのマクロン大統領の新政党を都民ファーストの会に見たのではないか。
その結果、既成政党である自民党、民進党を否定した。
都民ファースト勝利のバックボーンは公明党である。
公明党が候補者を立てなかった選挙区に公明党の組織票が加わり圧勝に。
公明党と手を組んだ小池知事の選挙戦略の勝利である。
同時に公明党の勝利であり、公明党が悲願の首都の政権を握った。
追々お伝えしますが、
既存のメディアは小池知事に政策がないと批判するが、
政策を知ってて、敢えて俎上に乗せなかったのだと思う。なぜなら・・・
少なくとも文藝春秋の7月号には、「都議選で政治家総とっかえ」を実現する、
私の政権公約と題した手記を発表。基本姿勢と公約の柱を書いている。
メディアは小池知事の政策を知っている。
それを書かないのは、メディアが政策を重視していないからに他ならない。
手記の政権公約の内容は、なかなかのモノである。追々お伝えしたいと思う。
都議選での圧勝で、公約が実現に向かうと思うと・・・ひょっとしたら、
「東京が変われば日本が変わる」そんな気がする。
なぜなら安倍政権は「地方の再生が日本の再生」といい、
前政権の「民主党は地方創生は政策の一丁目一番町」といったが。
現況の日本経済は益々東京一極である。その流れは変わっていない。
その東京が小池都政で「東京大改革」・・・改革され復活すれば・・・
その影響、その余波、そのおこぼれが地方に回り・・・
その結果、地方が創生されるという考え方もあるのではないか。
そんな期待もしてみたい。
都議選の結果から・・・・
公明党が大きな力を持つだろう。その認識は大切である。
そして、東京が創生されたなら日本の復興はあるだろう。
ローカルに生きるものとしては、忸怩たる思いだが・・・
これが日本の現状だから、小池都政の今後をじっくり見る必要がある。Goto
コメント
正に正鵠を得た論考です。
新聞各社に読ませたい。